あなたは「褒める」ことができますか?
こんばんは。
最近シチューのCMにハマっています。
#CMにハマるってなんだ
特に、ユーミンのあの曲とてもいいですよね。
フルで聴くともっといいので聴いてください。
#雪の道しるべって曲だよ
#ホントに良い曲だから聴いてね
ということで、本日のテーマは「あなたは「褒める」ことができますか?」です。
挑発的なタイトルですみません。
しかし、この問いに対して、「いやいや、できるでしょ。」と答えてしまったそこのアナタ。
本当に褒めること、できますか?
私は職業柄、とっってもこの「褒める」という行為に神経を使っていて、大切にしています。
教育の仕事だけでなく、職場の同僚、部下、あるいはパートナーとコミュニケーションをとること、良好な関係性を築くことにも「褒める」ことは重要であると感じます。
今日は「褒める」ことってなんだ?ということから一緒に考えてみましょう。
褒めることとお世辞を言うこと
まずは褒めることというのはどういうことかを整理しなければなりません。
そのことを考えるために、褒めることとよく似ているお世辞を言うこととを比べてみましょう。
お世辞というのは、心に思ってないことを口先で言うこと、ですよね。
よっ!シャチョー!ナイスパッド!今日も調子いいですね〜!みたいな。
つまり、ヨイショしてその人をいい気にさせることで相手の自分に対する好意を寄せようとすることが目的であるということ。
#自分本位ですね
#でもついつい言いがちですね
褒めることとは、お世辞とは大きく異なり、相手の長所について心から思ったことを言葉で伝えることですよね。
あなたの書く字はとても丁寧でこころがこもっていていいですね!みたいな。
つまり、相手の良いところを理解しそれを言葉で伝え評価することでもっと良いところを伸ばそうとすることが目的ですね。
褒めることとお世辞を言うことは似ていますが全然違いますよね。大きく違う点は、相手の良いところを理解しているか、というところと、良いところを伸ばそうとする目的があるかというところだと思います。あなたの褒め言葉はお世辞になっていませんか??
褒めることを細分化する
では、目的を達成するための褒めるという行為を細分化しどんなプロセスを経ているのか考えてます。
①(心から思う)相手の良いところを具体的に理解する。
②良いところについて言語化し言葉で伝える。
③相手が、伝えられた良いところについて前向きに捉える。
この3ステップを正しく踏むことで褒めるという行為が目的達成に関する行為になると思います。
逆にいえば、このうちの一つでも欠けていると「褒める」とはいえないとも思います。
それではそれぞれのステップについて考えてみましょう。
①(心から思う)相手の良いところを具体的に理解する。
まずはお世辞にならないように、褒める内容は心から思える相手のいいところでなければなりません。
思ってもないことであればそれはお世辞ですよね。
また相手の良いところを具体的に理解するためには、その人のことをよーーく観察しなければなりません。前よりも良くなったこと、新しくできるようになったこと・・。様々なことが挙げられそうですがいずれにせよよく相手の姿を見ていなければなりません。
相手をよく観察しなければならないのです。これがなければ始まりません。
あなたは周りの人のこと、よく見ていますか?
②良いところについて言語化し言葉で伝える。
良いところを見つけたら次はそれを言葉にして伝えなければならないということですよね。
あっったり前のことですけどそれを伝えることって意外と忘れがちで、意識化、習慣化されてないと難しいと思います。
はっきりと言葉にして伝えること、大切ですよね。
あなたは言葉にしてはっきりと相手に伝えられますか?
③相手が、伝えられた良いところについて前向きに捉える。
これは少し難しい話ですが、褒められた言葉に対して前向きな感情で受け止められなければこれは褒めたことにはなりません。
相手が納得していなかったり、言葉を受け入れる心の状態でなければ意味がないのです。
これは褒めた側と褒められた側の関係が良好でなければ成り立ちません。
この辺りもとても大切だと思います。
この3ステップをクリアしているのとで「褒める」ことが成立すると思います。
簡単なことでしょ?
頭ではできそうだと思うんです。
でも多くの人が「褒める」こと苦手なんですよ。いや、苦手というかできていないというか。
なぜか。
人は短所にばかり気を取られる
ズバリこれです。
一緒にいれば一緒にいるほど、足りない部分ばっかり目がいって、「もっとこうなればいいのに」「なんでこんなことも分からないのか」などと不満を覚えるようになります。
やっぱり理想を求めるのは当然な欲求であり、そういった感情が芽生えるのは考えてみれば当然ですよね。
しかし、コミュニケーションをとるだとか、良好な関係を築き上げるなどという観点から考えるとそれだけではいけなくて、良いところを「褒める」ことが大切です。
短所に目がいってしまうということを受け入れつつも、思考を逆転させ長所を探していかなければならないのです。
そのために、先述した3つのステップが確実にふめているか意識し、習慣化していくことが大切だと思います。
ということで、今日は「褒める」ことについて考えてみました。
すぐ実践できるとよいですね。今すぐに。
私も実践してみます。
それでは、またお付き合いください。
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