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リモートワーク時代の装いとは自分をブーストさせること

#会えない時代になぜ装う というテーマは、とてもエモい感じがします。

リアルに対面しなくとも人とコミュニケーションが取れる手段が多くある今の時代に、装うというのは「何」を装うのか。

何を装う?

「装う」の読みは「よそおう」かと思いますが、Googleで「装う 語源」で検索すると、以外なことに衣装・服装のことではなく、「ごはんをよそう/よそる」が一番上に登場します。たしかに「ととのえる」という共通点がありそうです。

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いきなり脱線してしまいましたが、ググってみるとWeblioでは以下のような結果がでます。

①立派な衣服や装身具で身なりをととのえる。正装する。 「絹のドレスに身を-・った夫人」
②実際はそうではないのに、いかにもそうであるかのように見せかける。 「学生を-・う」 「犯人は客を-・って店に入った」
③出発の準備をととのえる。 「一人の男小舟を-・ひ此方へ向つて漕ぎ出せしが/いさなとり 露伴」
④衣服・用具などを身につける。 「王公卿相、花の袂を-・ひ、玉のくつばみをならべ/平家 8」

出典:https://www.weblio.jp/ 

実際にほとんどの場合は、①や④の「身なりをととのえる」「身につける」という意味で使われると思います。

しかし、リモートワークが中心となった今は、②の「実際はそうではないのに、いかにもそうであるかのようにみせかける」という意味の装うも多いのではないでしょうか?

どちらにしても自分自身を強化させる意味があると思っています。

装うとは自らの能力をブーストすること

#会えない時代になぜ装う かと言われると、会えないからこそ今までとは違った新しい技術・手段・ツールで自らを装うことができるようになったからだと思います。装うことで自分の理想に近づいたり、周りからの評価を高めたりしたいのではないかと思います。

これからもどんどん出てくる新しい技術を使い、自分の見た目や声、雰囲気を装うことで、自分が本来持っている能力をより発揮できるようになって行きます。自信を持つためのツールとして利用する未来がくると良いと思っています。

装う技術はどんどん進化する

最近は技術も進化してきたことで様々な偽る技術が注目を浴びたことは記憶に新しいと思います。

例えばDeep fakeでは機械学習によって本人そっくりの表情を動画の中で作り出すことができるようになっています。

有名な事例ではオバマ大統領のDeep fakeの動画があります。これを一見しただけで本物ではないと見抜ける人はどれくらいいるでしょうか?

自分の顔を他人にすり替えるのは多いに問題があると思いますが、自分自身の顔をととのえた状態にするという目的で使われるようになるまでには、そう時間はかからないと思います。

自分なら髭剃った状態の顔を出したいですね(2ヶ月くらい剃っていない)。

また、最近では本人同然の声をAI・機械学習によって再現する技術も脚光を浴びました。特に、昨年美空ひばりさんの声を再現して新曲を披露した動画が話題になったのは記憶に新しいと思います。

原稿を読んだり発表する際に棒読みにしまったり「えー...」や「あー...」といってしまう癖がついつい出てしまうことを防ぎ、自分の声をより聴き心地の良い声、聞き取りやすい声に変えることもそう遠くない将来できるようになると思います。

自分もしゃべりは得意ではないので、良い声良い発音で発表できるようになったら良いなと思っています(大塚明夫さんばりの声で発表してみたい)。

装う技術が進化することで、より自分の理想に近い自分を簡単に装える時代がすぐそこまできているようです。リモートワークが増えた今の時代、従来では考えられなかったクオリティで自分を装うことができるようになるのを、とても楽しみにしてます。


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