コンテイジョンで知るRノート
再生産性の更新が止まっているという記事を見かけて、ちょうどNetfrixのコンテイジョンを見てたので気になってピックアップしました。
コンテイジョン
Netfirxのコンテイジョンはまさに未知のウィルス感染が実際に起こったときの世界を描いていて、国と医者、普通の家庭を持つ人がパニックの中での葛藤やどういう選択をしていくのかを見ることができます。なかなか殺伐としたシーンもありますが、結構リアルな世界観を描いていると思います。
時間がある方はぜひ一度観てみることをオススメします。
Rノート
作中でも再生産数(通称Rノート)に関して話すシーンがあり、その値の重要性を垣間見ることができます。
再生算数とは1人の患者が何人の健常者に感染させてしまうかを表した数値になります。基本的には1より小さければ収束していて、1より大きい場合は感染が拡大する恐れがあります。
ちなみに作中で言われていたのは
・季節性インフルエンザ=1
・天然痘=3
・ワクチンがなかったころのポリオ=4〜6
と言われていましたが、過去のアメリカ疾病予防管理センターの資料に掲載されている数字と若干異なります。
麻疹などは12-18となっていて、かなり高い再生産性だということがわかります。新型コロナウィルスについては、2月末時点では日本内科学会によるとインフルエンザと同等かそれよりも少し高いであるという推定があるようです。
状況は時期によってもRノートの値は変化します。例えば当初の武漢ではRノートは4に近い値でしたが、封鎖したあとは0.3〜1.5とかなり抑えられてたようです。このようにRノートを1よりも小さい値にすべくワクチンの開発や隔離などの措置がとられ ます。
現在は調査が止まっているのか更新されていないとのことですが、緊急事態制限も発令されたことで、環境の変化がその数字の導出を難しくしている一面もあると思います。
他にも各国で独自に調査をしているところもあるようで、日本でも速やかな開示も重要だと思いますが、一方でより正確な情報が開示されることも期待しています。
東京都に限って言えば東京都公式の対策サイトが更新頻度が高くとても見やすいので、継続的な情報を得るのに重宝しています。
現在は調査が止まっているのか更新されていないとのことですが、緊急事態制限も発令されたことで、環境の変化がその数字の導出を難しくしている一面もあると思います。
他にも各国で独自に調査をしているところもあるようで、日本でも速やかな開示も重要だと思いますが、一方でより正確な情報が開示されることも期待しています。
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