12月28日 かわんご(川上量生)さんがガーシーとリハックで初対談
12月28日 かわんご(川上量生)さんがガーシーとリハックで初対談
12月26日にガーシーがYouTubeチャンネル「ReHacq」に出演し、脅迫をした被害者の「かわんご」さんこと、ドワンゴの創業者の川上量生(のぶお)さんに謝罪した。
かわんごさんはこの日の放送で自ら刑事告訴した加害者のガーシーを赦(ゆる)したが、道徳家である私は「赦しの道徳」としても有名な聖パウロや、哲学者のスピノザを手本としているため、かわんごさんの寛容さを高く賞賛するものである。
また、かわんごさんは私立通信制高等学校の「N高」を立ち上げ、同校の理事を務めるなど、教育者としての顔も持つが「人間はすべて完璧ではなく、犯罪を犯した人が更生できる社会を目指す」という考え方にも深く共感した。
親鸞の「善人なをもて往生をとぐ,いはんや悪人をや」の悪人正機、あるいは哲学者、西田幾多郎の言う「至誠」のように、人間は時間をかけて悪い人から良い人になっていくのである。
私はニュースで犯罪を犯した人を見ても処罰感情がほとんどなく、精神的に未熟だった頃の自分に置き換えて同情することの方が多く、犯罪者の更生の道を常に考えてしまう。
ところが日本社会は国民民主党の伊藤孝恵議員のように、社会や学校が子どもに一切道徳教育をしていないにも関わらず、一度犯罪を犯した男性の更生を考えず、二度と教職に就けなくする懲罰だけのための法整備のみを進めるが、このような排外的な考え方では社会に犯罪を助長させることにしかならない。
そして、かわんごさんは私が立花孝志氏による東京都知事選でのポスタージャックをnoteで批判して、立花氏から民事訴訟を起こされた際、私の裁判費用をご支援していただいており、感謝の念に堪えない。
だが、ガーシーに名誉毀損や脅迫を指示したとされるNHK党(当時)の党首の立花孝志氏については、「(アトム市川船橋法律事務所の)高橋裕樹弁護士から止められている」として、事件の詳細については話さなかった。
アトム法律事務所の東京本社が、旧N国党の財務顧問を務める士業系の2人と同じビルに入っており、さらには高橋弁護士は元々立花氏の刑事事件の代理人をしていたため、事実上、立花氏側から口止めされているのではないかと私は思う。
また、かわんごさんもリハックで立花氏に対して追及していたことだが、立花氏が同党から3.5億円を無利子、無担保、特別代理人なしで自らの口座に移動させて、そのうちの2億円をガーシーに貸したか支払ったとされることについては配信内では触れられなかった。
尚、ガーシーは12月26日のリハック内で「5億円の借金のほとんどを返済した」と話している。
それでも被害者のかわんごさんはガーシーの純粋な人間性を見抜いており、2022年からガーシーを追いかけている私も、当初からかわんごさんと全く同じ認識を持っていた。
ガーシーはロンブー淳さんと古くからの親友であり、芸能界で顔の効く存在だったが、バカラ賭博による5億円の借金で首が回らなくなり、借金返済のために暴露と、BTSに会わせる詐欺、さらには立花氏らに指示されての参院選立候補と、著名人に対する名誉毀損などの犯罪を続けなければならない状況だった。
「唯一ギャンブルだけが僕の中で依存症があった」とガーシーは話す。
そしてそれで作った借金返済のために不本意な暴露や脅迫を続けざるを得なかった。
事実、綾野剛さんが所属するトライストーンの山本又一朗会長も、ガーシーの被害者の一人であるキムサヤさんも、ガーシーよりも立花孝志氏に対する処罰感情が強いという。
そもそも昨年2月の「ガーシーCH」で、財界人や政治家に対する名誉毀損や脅迫、常習的脅迫、強要はすべて立花氏の指示であると話していた。
そのため、かわんごさんは立花氏に対しては「社会にとって害悪」と評しており、私の認識と共通するし、山本又一朗会長やキムサヤさんとも認識を同じくする。
そして目に見えるガーシーと立花氏との大きな違いは、自らの罪に向き合って真摯に反省し、被害者に謝罪しているかどうかである。
一切の罪を認めず、反省も謝罪もなければ、赦(ゆる)しもクソもない。
その後も、様々な目に見えない政治的な状況があるためかわからないが、今年の東京都知事選や兵庫県知事選などで多くの犯罪行為を続けているにも関わらず、検察・警察の根本的な事件解決に導く動きは一向に見えない。
ただ、ガーシーの被害者はかわんごさん以外にも多数存在する。
ガーシーの更生と社会復帰はかわんごさんの望むことであり、今後はArcTimesの尾形氏の取材から、警察庁が捜査にストップをかけてきたと言われている犯罪政治組織や反社会的カルト集団の側から唯一更生してきたガーシーの、日本社会のための社会問題の早期解決のための協力、情報提供が今後必要だろう。
ガーシーの更生は、NHK党から離れて改心し、サーファーTAKASHI氏などNHK党の問題を追及する側に転じた元NHK党の候補者である斉藤忠行受刑囚の更生に近い。
そして中でもネット上で長時間激しく名誉毀損されたキムサヤさんとの和解が実現できるかが注目される。
ガーシーの別の問題としては、参院選の候補者買収の恐れを指摘する元大手新聞記者のジャーナリストもいる。
私はドバイでガーシーをかくまってきた仮想通貨のグループの暴露をして、警視庁の捜査に協力し、ガーシー逮捕のきっかけとなったキムサヤさんを2022年5月当初から見て来ており、立花氏やガーシーからのネット上の攻撃から擁護して情報提供を続けてきた。
そして今年2月4日に大阪府警がガーシーの後ろ盾とされていた浪川会の総裁の朴政浩と、風俗店運営会社元代表の鈴木祐介ら4人を逮捕している。
今年4月26日には、ネット上で事実無根の名誉毀損をされた鴫原稚人(しぎはら わかと)さんが新幹線内でガーシーを見つけて謝罪を求めた。
さらには11月7日にドバイでガーシーと親しくしていたFC2の高橋理洋が京都府警に逮捕されている。
キムサヤさんは今でもガーシーに強く謝罪を求めているが、キムサヤさんに関しては反応がないため、今後、リハックに連絡を取り、なんらかの形で謝罪と和解が進むことに貢献できればと願う。
またガーシーは、今後の自らの社会的な役割として「SNSの悪用を未然に防ぐ抑止力になりたい」と話していたが、直近の兵庫県知事選も含め、今日本で一番SNSを悪用しているのは、ガーシーが話すことのできない立花孝志氏その人であり、できることなら代理人弁護士を変えて、さまざまな問題の真相究明に協力していくべきであることも、合わせて述べさせていただきたい。
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