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Worlds 2023 DFM総括(KR wiki)

 2023 Worldsに参加したチームの中で、LLAのR7と並ぶ程貧弱なレーン戦能力とパフォーマンスを見せたDFMは結局R7に続いて早期に帰国することとなった。2年前、LJL初のグループステージ進出と、去年LCSのEG相手に勝利し、LPLのRNG相手にも1setを取るなど、マイナーリージョンの新たな覇者が誕生するかも、と言う期待を集めたが、その期待に応えられず今年のMSIとWorldsで全敗を記録してしまった。

 チームの象徴でエースだったEviが新たなチャレンジをするためにLECへ旅立った後、彼の後任となったTol2は、負担が大きかったせいか、MSIと自国リーグ内でEviほどの影響力を披露できなかった。その上に、SummerではTol2に対するチーム内での暴言、いじめ問題が発生しチームのイメージまで落ちてしまった。そんな難しい状況の中、Yutaponはいきなりのポジション変更にも関わらず、Topでいいパフォーマンスを見せ、Summer優勝とともにWorlds進出を達成した。しかしながら、1年半の空白を乗り越えてWorldsが復帰舞台となったApamenは勿論、DFMのグループステージを経験したAriaのパフォーマンスも徐々に落ちていき、チームを救えず敗退となった。エンゲージ担当ともいえるStealは無理なエンゲージによりキャッチされてしまうことが多く、Harpも上振れと下振れの差が激しい姿を見せてしまった。その結果、Yutaponが孤独に苦しみ、MSIに続いてWorldsでも全敗敗退で、いつにも増して悲しい結末を迎えた2023年となってしまった。

 引退以降WildRiftチームの監督、その後は普通の社会人として過ごしていたApamenは、その空白の期間があった分、Worldsレベルの舞台で彼に耐えること以上のパフォーマンスを要求するのは良心的じゃないこととも言える。だからこそ、他のメンバーのフォローが必須ともいえる状況だったが、Yutaponを除く他のメンバーはフォローどころか一人前としての役目を果たすのも精一杯だったパフォーマンスで、早期敗退の結果を迎えた。

 上記したようにYutaponがいきなりのポジション変更にも関わらずLJL最高Topレーナーになれたことが、絶望的なLJL国内のTopレーナープールを端的に見せる証拠となってしまった。今までは国際戦である程度目立つパフォーマンスを披露したEviがいた為、そのプールを隠せることができたが、EviがLECに行った直後でその真相が明らかになってしまった。

 Yutaponとしては悔しい結果とも言えるだろう。韓国国内からの過去DFMに対する評価でYutaponはCS処理、ベースとなるレーン戦で過小評価されることも多く、上半身のパフォーマンスについていくADCとのイメージが強かった。しかし、96年生まれとは思えないほど上達を続けて行って、今では少なくともPlay-inステージで首位を争うADCとの評価を貰えるほど成長したが、その成長を実ることが出来ず2023年が終わってしまった。歳的にも1年1年が大事になってくる時期であるため、彼を応援するファンも悔しむ2023年と言えるだろう。

 LJLとしては特に大打撃で、SGとSHGがDFM一強体制を打破するために、マイナーリージョンとしては大規模ともいえる投資をしたが、両チームともDFM一強体制を打破できず、この2チームに勝ち国際戦に参加したDFMもこれと言った結果を残せず全敗敗退でシーズンを終わらせたため、リーグとしては虚しさをより強く感じる1年になったと言えるだろう。2023年初めごろにPCS、LCOとのリーグ合併に関する噂も出回ってた分、LJLもこのまま消えてしまうのではないかとの展望まで出るくらい、リーグとして今後の行方が不透明になってしまった。

引用元:https://namu.wiki/w/%EB%A6%AC%EA%B7%B8%20%EC%98%A4%EB%B8%8C%20%EB%A0%88%EC%A0%84%EB%93%9C%202023%20%EC%9B%94%EB%93%9C%20%EC%B1%94%ED%94%BC%EC%96%B8%EC%8B%AD/%EA%B2%B0%EC%82%B0#s-3.3.4

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