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ドローイング -2
色は人によって若干違って見えていて、そうした事情を「色覚多様性」というらしい。
女性のうなじのつもりで引いた線は、他人にもそう見えているのだろうか?
省略・抽象された描画は、人間の認知機能が同一規格だという前提の上に成り立つ。
先日、通っている銅版画教室で、刷り上がったプリントを示され、何に見えるか問われた。ウニと答えると、タンポポのシベであると眉をひそめられた。そういえばまわりが黄色い。
人のコミニケーションの問題や社会への不適合も、「××障害」と称され、ひっくるめられて分かったつもりになって処理されているが、色覚と同様、「⚪︎⚪︎多様性」だと考えるべきなのではないだろうか。