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2023→2024

あけましておめでとうございました。
2023の振り返りと2024を考えていたら、新年2日目になってしまった…。
ということで、さっそく自分に向けた振り返りを。

2023

しんどかった1年。

シンプルにひとこと「しんどかった。」
「何が?」と言うと難しいですが、とにかくメンタルお豆腐な1年でした。
"人に悩まされ、人に疲れた1年"だったなと。
挙げたらキリがない(挙げたくもない)ですが心の中のバケツが溢れてどうにもならなくなった感じ。
他人と自分を取り巻く環境は全てはコントロール不可能。だからこそ「なんとかしよう、してあげよう、合わせよう。」として自分自身が引っ張られてしまいました。
結果、23年の人生で経験がない身体不調がRPGのごとく次々と登場。HPもMPもすり減っていったなぁ。(継続中ではある)
きっと目の前の色々なことに精一杯になってしまって、自分の心に耳を傾ける隙間がなくなっていた。そう思います。
人間が好きだった自分はどこへやら、今はとっても苦手です。
その代わりに動物達にハマりました。(動物園がずっとマイブーム)(推しはユキヒョウ)(尊い)(らゔ)

円山動物園のユキヒョウ

”信じ抜けない”

2023年の初めは”信じ抜く”をテーマに掲げていました。
まあ信じ抜けてなかったと思います、自分のこと。
厳密に言うと、"信じ抜けなくなっていった"が正しいかも。
仕事では「できること、できたこと」の事実の総量と「できた!嬉しい」の達成感の総量がまったく釣り合わない、感情の乖離がとにかくすごかった。
褒められたり結果も出てきているのに楽しさを感じることができなくなってしまった。

でも、それで良かったなぁと。
気づいたことや感じたこと、自分の中の新たな価値観や考えがみえてきた。
それだけでも「1年間生きていられたことは立派なんじゃない?」と思います。よしよし。

お笑いとバンドと銭湯よ、あでしゃ。

お笑いとバンドと銭湯が自分の安定剤でした。とにかく救いだった、あでしゃ。
バンドと銭湯は前から好きだったしより好きになったけど、新たにお笑いにハマった。ほんとに助け舟すぎた。ラランドにどハマりしたのをきっかけに、真空ジェシカ・ハイツ友の会・トムブラウン・ななまがりetc…
Youtubeや配信ライブなどありとあらゆる動画を見漁った。歴史やストーリー・賞レースにも興味が湧いて、色々な芸人さんの動画や記事・ラジオも聴いた。
知れば知るほど面白いし奥が深い、深すぎる。そしてなにより情熱がすごい。「芸人ってマジでカッコいい」そう思えた。
2024年はもっともっと沼にハマっていきたいし、追っていきたい所存です。

p.s ちなみに、2023年で1番笑ったフレーズは "M-1決勝 真空ジェシカ"の『新海嘘監督作品 ”君の名は何だろなfeat青山テルマエロマエ(27倍速)”』です。

すっかりホーム銭湯の「月見湯」

2024

テーマは、まだない。

毎年のごとく「今年のテーマは?」と考えに考えてみたのですが、砂漠を1人で彷徨う(VIVANTの)堺雅人くらい見当たらないので空白にします。
1年後、感じている想いや価値観から抽出されたものが2024年のテーマになっていたらいい。そんなスタイルも素敵だなと思うので、大きなことは掲げずにいてみようと思います。そもそも「明日生きているかも分からん!」マインドなので、まずは息をして毎日を生きます。(1日3食、週2で運動)
とはいえ、「こんな考えを大切にしたい」とかいうミニテーマはいくつか出てきてるので書きます。(矛盾)

「人に優しくしない」

まずはこれですね。
人に優しくするのをやめます。とても苦手になったし疲れたので。」
この一文だけ切り抜かれたら「え?なにそれ〜めっちゃいじわる君じゃ〜ん!」って平成ギャルに言われそう。
でも”優しさ”の形ってほんとに様々だし答えがないと思うんですよね。
「相手をいつでも受け入れられるよう、自分の器とスタンスを整えておく」
必要な時に必要な形で、手を差し伸べてあげられるように。決して干渉はしない。
かれこれ3〜4年くらい自分が大切にしていることで、自分なりの”優しさ”の形だと考えています。

でも、今の仕事をして今の暮らしをしていろいろな人と出会って。
他人と自分を取り巻く環境は全てはコントロール不可能だ」って痛いほど味わいました。もとから分かっていたし覚悟はできてたけど、そんなに容易いことじゃない。それを痛感しすぎた1年だった。
自分は3年前、小田原という町で素敵な人たちに出会い、小さくとも大きく変わることができた。だからこそ今があると思っています。
それと同じように、今の仕事を通して関わってくれている高校生や大学生でもそう感じることがあって。それはとてもうれしいこと。
一方で逆もたくさんあって、それが苦しくてしんどくて悔しくて。
まさに"人に悩まされ、人に疲れた1年"だったなと思います。

そんな感情を通して、
「相手をいつでも受け入れられるよう、自分の器とスタンスを整えておく」という自分なりの"優しさ"。実はこれ、"優しさ"云々の前に自分を保つ上でも相手に関わる上でとても大切なんじゃない?と思ったのです。
人に引っ張られすぎて、自分が大切にしていたことを見失っていたなぁと。
「だったら"優しさ"って何やねん、いらんやんそんなの。」と脳内のエセ関西人に怒鳴られたので「人に優しくしない」をテーマの1つにすることにしました。

"毒"を以て"ユーモア"を生み、"ユーモア"を以て"毒"を生む。

これ、今年めちゃくちゃ大切。とても大切。むっちゃ大切。超大切。
制しちゃダメです、生むんです。
おそらく、もとからその気質があった&お笑いに影響された部分が大きいと思うんですけど。
自分を保つ上でも、何かを生み出す上でも、好きなことや趣味・人に向き合う上でも。「このマインドって大切すぎる〜〜〜!気づいた自分マジ天才すぎ〜〜!ウェイ!(言い過ぎ)」って思ったんです。説明するとなると、難しいんですが…。

今、言語化できる部分で言うと「批難や悪口じゃなくて、偏見や風刺を愛したい」「"毒"と"ユーモア"の相性って死ぬほど良くて、紙一重じゃなきゃいけない。ズッ友。」だと思ってます。
これは、「"ユーモア"があると素敵だよね〜〜」ってことでもあるんですけど、そんなに単純なことでもないと思っていて。
好きな芸人さんを見ていると、"毒"という刺激的で伸びしろしかないスパイス"ユーモア"という万能調味料"お笑い"という旨味抜群の素材に変えてる所が共通しているなって感じていて。
自分の思う"毒"って、偏見とか風刺とか決して人を傷つけることのないもの。批難や悪口って刃の鋭い物だから違う、毒というかそれはもはや凶器。
でも、偏見や風刺って”その人の四肢五感を通して見えているヒトやモノ、社会の全て”であると考えていて、生きている日常全ての見え方だと思っています。その毒は「自分自身を守るため」「相手と向き合うため」「新しいものごとを生み出すため」全部に応用できると思っているし、そこに"ユーモア"さが混ざることで、より面白いものにも「自分や誰かを助ける何かにもなるんじゃない!?」って思ってます。

だからこれ、めちゃくちゃ大切にしたい。
その人らしい言葉選びとかもこういう部分が関係してくると思うし。
きっと嫌なことがあっても、心の中のサーヤと(ハイツ友の会)清水さんが助けてくれると思うし、誰かに向き合う時も心の中の真空ジェシカが奇想天外な発想で救ってくれると思います。(危なめの信仰)

断捨離する、流行りのビックウェーブに乗らない。

最後はこれです。
断捨離はシンプルで、自分が「うわ〜〜〜」ってなっちゃう人やものごとからは距離を置きます。桃鉄50マス分くらい、テレポートカード使われたら無理ですけど。
「人に優しくしない」パートで話したスタンスさえ忘れなければきっと大丈夫。"いのちだいじに"でいきます。

もう1つは流行りのビックウェーブには乗らない。某ネットミームの逆状態です。
これは流行りを毛嫌いするとか排除するとかそういうことでは全くなくて。
「自分が好きだと思うものをとことん突き詰める」ために、不要な情報はシャットダウンしようということです。
でもそこで大切なのが「食わず嫌いを絶対にしない」だと思っていて。
不要な情報はシャットダウンしつつも、好きなことを突き詰めていくといらないと思っていた情報が必要になる、全てが繋がる瞬間があって。(あります絶対)
そういう時は今まで通り食わず嫌いせず、ゲテモノでも口の中にたくさんほうばっていきたいと思っています。

あと、これを書いたのにはもう1つ理由があります。この先やりたいことの大きな価値観にも繋がっていく話です。
最近、いわゆる"サブカル"がもうサブではなく"メインカルチャー"かつ"ファッション化"しているなぁと感じることが多くあって。
大衆化が進んでいるのは良いこと!の反面、それによる居心地の悪さとか本来とは異なる形で需要と供給が成されていたりして。そこにとても大きな違和感を感じています。(多分、日本史を勉強してきたのも大きい)
自分の好きなことが正しい形で認識されず広まっていく。それによって本来あった文化や慣習が良くない方向に変化をしファッションとして消化されていく。とても寂しいし切ないなぁと思います。
個人的には「自分の好きなカルチャーが正しい認識で伝わった上で自由に楽しむ、その選択肢が多ければ多いほど個人の暮らしが豊かになる」と考えています。これは、今のまちづくりの仕事も紐づけた結果です。
"場づくり×自分の好きなカルチャー"がこれからの自分のキーワードだなと思っています。正直「まちづくりをしたい!」ってわけではもうないんですけど、結果として繋がってくる部分があると思っています。
(自分の好きなカルチャー:銭湯・古着・お笑い・バンド・映画など)
なんにせよ、自分自身もまだまだ勉強不足で「自分が好きだと思うものをとことん突き詰める」ために流行りのビックウェーブには乗らない。ということでした。

あとがき

書いていたらとても長くなりました、疲れた。
なんだか色々書きました。
でも「素敵な1年に!」とか今年は強く意気込まず、息をすること、美味しいものを食べること、好きなことをして自分を労ること、たまに気づいたら他人の荷物を持ってあげること。を忘れずにいきたいと思います。
そういえば、年男&本厄でした。
おしまい。

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