![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83856984/rectangle_large_type_2_9dd6972108816fb6d5ef59bfc2faea58.png?width=1200)
#275【キャラクターコンテンツを長い目で育てよう】
私は、2009年から
サーモンファイタールイベ
というご当地ヒーローを
プロデュースしてきました。
当時は、
全国でご当地ヒーロー
(ローカルヒーロー)が
ブームだったこともあって、
多数のテレビ、雑誌、新聞等
に登場したり、
地元石狩市や札幌市での
お祭りやイベントで
ヒーローショーを
開催してきました。
その後、
2015年ころから
事実上の活動を休止して、
現在に至ります。
=====
サーモンファイタールイベは、
私が好きな昭和の変身ヒーローを
強く意識したキャラクターで、
そのデザインと演出は、
懐かしさと「お約束」が満載です。
不肖ながら私が作詞と歌唱を
担当した主題歌も、
まさしく昭和のそれでした。
相方の女性ヒロインである
サーモンファイターマリーネや、
謎のお助けヒーローである
北海ドーサンダー、
そして特に人気が高かったのが、
悪の密漁組織ユルクナイのボス、
「 シバーレル 」で、
昭和のダークヒーローを連想させる
いでたちとキャラクターでした。
=====
日本は昔から、
アニメや特撮などの
キャラクターコンテンツが
とても人気があって、
特に昭和40~50年代には、
ウルトラマン
仮面ライダー
ドラえもん
アンパンマン
機動戦士ガンダム
など、
現在も続いている
人気キャタクターが
相次いで登場しています。
それらのキャラクターは、
なぜ登場から40年50年経っても
今も愛され続けるのでしょうか?
思えば、
上に挙げたキャラクターは、
最初から大人気だったわけでは
なかったのです。
ドラえもんは、
原作マンガがヒットして
昭和48年にアニメ化されましたが、
何と人気が無くて
事実上の打ち切りに。
(いわゆる、日テレ版ドラえもん)
昭和53年に再びアニメ化されて、
そこから大人気になりました。
ガンダムの放映当初は、
そのリアルな世界観が
子どもたちには受けなかった
のですが、
その後、
プラモデルで人気に火がつき、
今に続く人気キャタクターに
なっています。
ウルトラマンや
仮面ライダーだって、
途中で何年も新作が作られない
インターバル期があっても、
必ず旧作の人気が再燃して、
再び新作が作られて続けて
今に至っています。
=====
キャラクターコンテンツを
育てていくには、
1)短絡的ではなく、
長く時間をかけて
手掛けていくこと
2)マーケティングに
時間と手間を割くこと
3)キャラクターに
こだわりと愛情を注ぐこと
これらがとても重要となります。
また、
従来的なキャラショーや
グッツ販売にとどまることなく、
デジタルコンテンツへの移行や
動画サイト・SNSの利活用は
もちろんのこと、
NFT化などの最新技術への進出も
視野に入れるべきでしょう。
=====
今回、
本当に久しぶりに、
地元でキャラショーを開催する
計画があって、
数年ぶりに、
このサーモンファイタールイベを
復活させるべく、
準備を進めています。
長期間の休止明けではありますが、
じっくりと時間をかけて
またキャラクターを
育てていきたいです。