思いつきの遠出、運命の場所で
こんにちは😃今、私がいるのは、私が物心つくより前から何度も家族で訪れている特別な場所です。その土地の商店街にあるレストランで、この記事を書いてます。
昨日の夜、眠れなくてふと幼少期の想い出が蘇って、気づいたら日の出とほぼ同時に家を飛び出して新幹線に乗り込んでいました🚄
完全に思いつきの日帰り旅行です🎒
このあと、ある特別な人に少しだけ、会えることになりました。
ここには、幼少期から家族でほぼ毎年のように訪れていましたが、高校から忙しくて来れなくなったため、今回は高1のとき以来、約6年ぶりになります😌
若干、商店街の建物や店が変わった以外、ほとんどかつて見たままの風景が、そこにはありました😌
とても懐かしい気分でした。長閑な池、閑静な住宅街、公園で穏やかながら必死に鹿せんべいを貰おうとする鹿たち、、
…今ので、ここがどこかお分かりでしょうか…?
はい、ここは、奈良です。
自分でもだいぶアホだと思いますが、私は単に明け方に懐かしくなったというそれだけで、かなりの旅費をかけてでも日帰りで東京から奈良まで行ってしまうんです(笑)
奈良でも特に奈良公園と東大寺は、幼少期から大好きな場所です。ここには、ある特別な思い入れがあります。
まだ私がベビーカーに乗っていて、物心ついてない頃。もう20年程前のことです👶
私の母は、散歩して私のベビーカーを押しながら、公園の中で道に迷ってしまいました。道を聞くべく、たまたま、とある女性に声をかけます。
その女性は、地元の方で、同じようにベビーカーに私と同い年の女の子を連れていました🤱
その女性と私の母は、道を案内してもらう最中、一緒に話すうちに意気投合しました。
私たち一家はその前もそれ以降も毎年奈良を訪れていますが、その女性のご一家とは、一年に一度訪れたら必ず会うほどの、離れてるけど親しい関係になっていました。
何年か経ち、私は小学生になりました🎒
その女性が連れていたベビーカーの女の子も、私と同い年なので小学生になり、私たち2人は、お互い話せるようになりました。
…かなり奇跡的で運命的な話だと思います。
偶然母が道を尋ねた一家と、家族ぐるみの付き合いに発展し、そして私には、東京から遠く離れた土地に幼馴染ができたのでした。
その後、私たちは、織姫と彦星のように、お互い1年に一度会えるのを楽しみにしていました。
さらに時間が経って中学生3年生となった頃、私たちはお互いスマホを買い与えられていて、この年の奈良旅行で初めてこの子とLINE友達になりました📱
翌年の高1になったときは、その子のご一家が紹介してくださったレストランで食事をした後も、LINEでお互いの高校の話などでかなり盛り上がりました。
しかし、前述の通り、高1は結果的に私たちが家族で奈良に来た最後の年でした。
母親同士ではその後もたまにLINEで連絡を取り合ったりしているようです。
でも私たちは共に受験がはじまってしまい、私の浪人が終わったら今度はコロナがはじまって、奈良に訪れることが出来ず、また彼女も東京には来れず、会うことも連絡も、高1を最後になくなっていたのでした。
そして今、私は6年ぶりに奈良にやってきました。
急だったため、残された時間はほとんど一瞬ですが、これから、6年ぶりの再会を果たしてきます。
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