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軽トラックが魅せる世界

年に1,2回くらいのペースで軽トラックを運転する機会があります。

「軽トラ運転できます!はいはいはーい!!」って勢いで手を上げて、毎回なにげにチャンスを勝ち取っています(笑)。

積むものは都度いろいろ。大きくまとめると、暮らしに関する系。

マニュアル車(MT車)は本当に大好きで、以前は車を買い替えるたびに年々台数の減っていくマニュアル車を求めて遠方のカーショップまで出かけていました。
初めてカーナビ付きオートマ車(AT車)に乗ることになったときの、何かに負けた悔しさは忘れられないです。地図だって読めるのに。

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シフトノブを動かすたびにギアが組み変わり、クラッチを上げるとエンジンの回転数が噛み合って動力が車に伝わる感覚。

今の車はコンピューター制御が当たり前になって各社がアシスト機能を競い合い、自分もバリバリ電動化の最先端みたいなSUBARU XVに乗っているわけですが、機械的な仕組みで出来上がっている車の「動かした通りに動く」シンプルな原点は抗いがたい魅力があるのです。

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エアコンなんて当然なくて、手回しの窓を開けると秋の外気。

収穫期を迎えた黄金の稲穂が絨毯のように傾斜地を段々と敷き詰めて、波のようにそよぐ風景をながめながらの軽トラドライブ。

前輪が座席の後ろにあるから、ハンドルを切ったときの挙動が乗用車と違うところもまたステキです。それを操縦している自分にもいささか酔ったり。

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軽トラ乗りは揃って手際が本当にいいんですよ。
パッと見は冴えない片田舎の皆さんが、魔法がかかったようにみんなイケメンに見える。
ロープテクニックも覚えたいなぁ。

今ではカーナビ大好き。地図好きの一環で。
ふと目を向けて、あそっかカーナビなかったんだっけって思う。

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偶然ですが、この日の軽トラはSUBARUのサンバー。

次回はヒールアンドトゥのテクニックについてでも語ろうかな。

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