月と太陽『天国と地獄』
映画やドラマの視聴記録を付けていこうと思いながら、なかなか続かないので、都度メモすることにします。
最近まとめ見してるのはアマプラで配信中の『天国と地獄〜サイコな2人〜』。
2021年冬ドラマ。
綾瀬はるかさんと高橋一生さんの入れ替わりストーリー。
脚本は森下佳子さん。
シリアスなミステリーとコメディタッチの描写が織り交ぜられて、魅力的なキャラクターが物語を引き立てています。
ドラマ『白夜行』が好きだったので、シナリオや表現に重なる部分を感じながら、安定の面白さでリアルタイム視聴していました。
ストーリーを知った上で再視聴すると、一周目では気付かなかったり流し見ていた細かい点にじっくり着目することができます。
綾瀬はるかさんのカッコよさ、高橋一生さんの中身女性にしか見えない演技力の高さはもちろん、八巻役の溝端淳平さんのドジな愛らしさ。強気で古典的な河原刑事の北村一輝さん。飄々とした鑑識役の林泰文さん。
あとリアタイ当初から圧倒的に好きなのが、綾瀬はるかさんと同居する陸役の柄本佑さん。
ちょっとした仕草、ちょっとしたつぶやき、率直な人柄、真意を内に秘めた表情、とても良いのです。クセになる魅力。
回を追うごとにそれぞれの生い立ちや背景が明かされていって、視聴者から見る印象が変わってきます。
入れ替わりの仕組みはともかく(ここをともかくとしていいかどうかは置いておいて)、事件の真相、救われない人の悲しみ、結末まで、タイトルの意味が二重三重に反映されて、最後までとても満足度の高いドラマでした。
放送当時は感染症まっさかりで時々それを思わせる描写もありますが、それほど主張していないので今見てもあまり違和感は感じませんでした。
一つだけ、どうしても気になる点を挙げるとしたら。。
副題の「サイコな2人」がちょっとカッコ悪く感じるくらいかな(笑)
いつも記録が続かないので、つぶやき機能で簡単にメモを残しておこうと書き始めたら長くなってしまったので、結局通常の記事としての投稿になりました。
終