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荒廃な土地で黒子の立ち回りをしていた
『ピュートネタ終わり次第コーナー(めぞんとフリートーク)』みたいなカンペが見える
ピュートが結婚式の漫才をしているのが聞こえるけど、状況的にそれどころじゃないのを私だけが分かっている

目を凝らすとカンペが宙に浮いていてるのを見て『逃げなきゃ』って気持ちと、『世界救わなきゃ』みたいな気持ちが均等に綯い交ぜになる(これは夢あるある)
何かの拍子で場面が変わって、予想していた通り戦いに巻き込まれている
"アイテム"の概念が色濃く存在していてゲーム世界であることが瞬時にわかりやすかった
巨大なバランスボールみたいな敵が複数いて、色によって属性が変わるらしい
そいつらには"これを投げとけばいい"って刷り込みされたアイテムがあって、大勢で投げつけたり蹴ったりしてるのに全然響かない、ボディ強すぎるし思っていたのと感触が違う(これはゲームあるある)

場面が変わる
今度は特定の敵に狙われているのが感覚でわかった
その時には守るべき存在(女の子キャラ)が存在していて、その子を巡っての恋敵でもあるらしかった

この辺りで背景が荒地からイギリスの街並みになる
❤を捕りながらびゅんびゅん飛んで敵から逃げ惑う様がハリーポッターの実写ゲーム版みたいだった
暫くして突然作画が変わって門の前で女の子がにこにこしているのが見える、『もう大丈夫』みたいな笑顔 
その門に向かって飛び込んでいく、これで助かった!と思う
同時に自分が画面の中の人物じゃなくなって、テレビの前でゲームのプレイヤーとしている
経験則なのか『ここまで来たら大丈夫!』ってまたも確信している

現実に引き戻されたのは虚しいけど、主人公気分を味わうのなんて夢の中だけで充分なのかも

(これは処世術あるある)