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【居心地の良い学級づくり】5聴く

 これも一年間を支える方針の一つです。
 校長先生も朝会で話されていました。他の先生方もよく語られるのではないでしょうか。
 自分は、この話をした後に、ラミネートして教室に掲示してあります。必要に応じて、前面の黒板に貼り、大切さを伝え続けています。

聴く
心のコップ


 同様に、「心のコップ」の話もします。(教室に掲示してあります)

 「話を聴く」「気持ちを相手に向ける」のは、

全ての活動の基盤

となると考えています。

 担任が話しているのに、関係なく近くの人と話している、作業をやめずに続けている。
 このことが日常的に続くと、「先生の話はテキトーに聞いていてもいいんだな」と暗黙のメッセージになります。(隠れたカリキュラムにも繋がります)
 ただ、「話を聴くことは大切だよ」とスローガンを掲げても、実際の行動にまで落とし込まないと絵に描いた餅です。
 工夫や手立てが必要になります。

【聴かせるための手立ての例】
・話に個人名を織り交ぜる「前に◯◯さんは、〜」(カクテルパーティー効果)
・「今なんて言ったか、隣の人に言ってください」「隣の人がなんと言っていたか発表してください」(時々確認を入れる)
・「今は誰が話す「番」ですか?先生ですね?みなさんは?「聴く番」ですね。話す番と聴く番、どっちが多いですか?聴く方ですね。学校では聴く方が大切なんですね。」(番の指導)
・「今話している人は大変失礼です。先生(や友達)の話より大事な話って何を言っていたんですか?」(聴いていない時にはきちんと指導をする)


増補・改訂版 全員を聞く子どもにする教室の作り方

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