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指導者としての役割とは?

こんにちは。栗原です。

文理野球部は、コロナの影響により全体練習ができていません。この、簡単に言うと“ピンチ”の状況をいかに“チャンス”に変えられるかが指導者の力量だと感じています。

今現在感じていることをしっかりとまとめておくことは、非常に重要だと感じ、言葉を綴っています。

まず、改めて全体練習ができないことのデメリットは何なのか、言葉にしておきたいと思います。一番のデメリットは、

【細部の意識が薄れる】

ということです。

例えばですが、「身体を鍛えます。」という人がいるとします。身体を鍛えるためには、ランニングや自重トレーニングは勿論、24時間営業しているジムに通うなどが考えられます。

今、youtubeなどを見ても、「おうちでできる自重トレーニング」という内容で多くの動画がアップされています。

このように、身体を鍛えることは個人で取り組むことであるといえます。

しかし一方で、パーソナルトレーナーという職業も存在しています。これは、やはり人間は
「自分が見られている。」
「励ましてくれる。」
「誰かがいると頑張れる。」
という生き物だからこそ成り立っている職業だと思います。

筋トレにしても、一人でやっていくとどうしても意識が薄れてきます。そのときに、「そこで頑張る意味はこれだぞ。」と伝えられるかどうかは、高校生の成長にとっては非常に大きいです。

今、見られる環境を作るためにOBの先輩たちがzoomを用いて活動してくれています。勿論、その活動によって成長していますし、時間をかけてくれている先輩たちには頭が上がりません。

この、ピンチをチャンスに変えるためのリアルな選手へのLINEを共有します。勿論、精神論だけでなく、具体的にやるべき事ややった方が良いことなども伝えています。

以下内容です。

グランドでやらない日にも、
本を読む、戦術を学ぶ、身体をグランドで練習する以上に鍛える、自分の身体の理解を深めるなど、
こちらの想定を超えてこなければ勝てません。

まとめると、

①グランドで出来ない
②見られる環境が少ない
③手を抜きたくなる
④勝負で負ける

のを

①グランドで少しでもやる
②見られる時間が増える
③少しでも成長する

にしたかったのですが今回叶いません。
ここで重要なのは、

①自主練が増える
②見られないので手を抜く

②見られていなくてもやる
or
②家でも誰かに見てもらう環境を作る
or
②成果を提出する
(動画や本の内容をまとめる、スイング動画やシャドーの動画チェックを依頼する)
③成長する
④勝負になる

に変えなければいけません。
②の当たり前を変えなければいけません。
これは言葉で言うのは簡単ですが、非常に難しい事です。
だから、LINEでの動画作成を促したり、少しでもやるべき事を積み重ねしてもらおうと思っています。
結果で恩返ししたいのなら、やるしかないですよ。

やらないで甲子園に行けたら、俺はそんな目標立てません。

ここを乗り越えて、みんなで監督の決断を正解にしませんか??

とまぁ、あっつくてくっっさい内容を伝えているわけですが、どんな事よりも重要なのは、

過ぎた時間は帰ってこない

ということです。高校球児であり続ける事はできないので、今この瞬間に、何が出来るのかを伝え続ける事が重要だと考えています。

少しの意識の向上が、人生の質を向上させると信じていますし、選手達の成長に繋がると信じて、明日からも頑張っていきます。

どうか応援してください!!


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