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2020年10月18日 SSTR参加した。楽しんだ!

SSTR( https://sstr.jp/ サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)を知ったのは2019年であり、太平洋海岸から石川県の千里浜海岸までを日の出から日の入りまでに走るという競争ではない二輪車のラリーである。

長年ライダーをやってきたので、これは走らないわけにはいかないと思い、2020年3月に参加申し込みをした。毎年5月、今年は5月24日に企画されていたのだが、コロナウイルスの自粛で当日開催せず、10月25日に開催となり、さらにその後、10月1日から翌年の3月31日までに各自で走行することでよくなったのだ。

まず5月と10月では、日照時間がかなり違い3時間ぐらいは違いがあるので、関東沿岸から一般道だけで千里浜に到達するのはかなり厳しいと思われた。また10月後半以降は山岳地帯は積雪凍結の可能性も出てくるだろうし、気温低い状態で雨天であれば体力的にも辛さがでてくると予測できた。 このため、10月25日にこだわらず出発日はできるだけ早い時期を選んでいたが、台風がでてきて、関東南に戻る変なコースだったのでなかなか良い天候のタイミングがあわず、10月後半になってしまった。

日が登ってから茅ヶ崎海岸を出発して、中央高速で松本から野麦街道、白川郷経由を想定してたのだが、前日の天候悪かったため、コースを変え安曇野から糸魚川へ北上してそこから金沢へのコースをとった。走行自体の時間よりも、ラリーポイントを得るためにサービスエリアや道の駅に立ち寄り、駐車し、スタンプを押しにいくのに多くの時間がとられてしまい、千里浜なぎさドライブウェイに到着したのは、日没直前であった。あと20分遅かったら日没を見ることができず、ぎりぎりで間に合った。

千里浜なぎさドライブウェイは、海岸を車両で走行できる珍しい場所である。砂浜なので二輪車は砂に埋まり、転けるか、動けなくなるのだが、ここの砂浜は、硬めに締められており乾ききっていない場所では問題なく走行できる。乾いている白い砂でタイヤをとられて転倒することが多いらしい。

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例年の決められた日に一斉に数千台のバイクが千里浜に向かいゴールするというのは未経験だが、高揚感もあり面白いだろうなと思う。一方、初回参加だが、今回のように自分の行きたい日に出発してゴールできるのもとてもいいのではないだろうか? 途中で他の参加者と会うこともなく、到着地も多くの人はいないのだが、歓迎してくれる方もおられ、SSTR会場で受付をしていただけるので、なんの不自由も感じなかった。それよりも、天候や、自分の体調などが整った時に出発し、ゴールを得られるというのであれば、そのほうがいいのかもしれないと感じた。 私はそもそもバイクは原則ソロで走る。連れがいるとどうしても競争になってしまい、少し無理をしてしまう癖があり、結構危険な場面を生み出すので、できるだけ人と走らないことにしている。 

さて、本来なら1日のビッグイベント対応であるのに、10月1日から3月31日の半年もの間、SSTR受付を千里浜レストハウスに設置して、そこに人を配置する努力をされていることに感謝を申し上げたい。私としては、一日に集約して走るSSTRを継続いただくとともに、例えば4月から10月までの間は自分の都合で出発し完走するタイプのSSTRも認めてほしいな、と強く思った次第である。運営側の方の苦労を知らないで勝手なことを申し上げていることはお詫びする。しかし、極端な混雑(道路、千里浜、また宿)を避けて分散したほうが地元の方への負荷も軽く、需要が平均化されるほうがいいのかな、とも思う。 走る方も、一度とは言わず、期間中何度も走れるので、これも嬉しい限りである。石川県にいってとんぼ返りするよりも、春、夏、秋に余裕ある日程を確保して、千里浜まで走ったあと、能登半島や付近を回って帰るのがとてもいいな、と感じている。

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近くのホテルに宿泊させていたき、翌日は高速中心で関東に帰ることになった。小諸の気温は7度しかなく、関東に近づくと雨になったのだが、充実した1000kmの走行であった。無事に戻れたことについて感謝申し上げる。

#SSTR #SSTR2020

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