スポーツ界が求める人材とは
「大学の授業だけで満足していたら、おいていかれる」
今年の2.3月に地元宮崎のJFL(日本アマチュアリーグ最高峰)に所属するクラブにてインターンを行った私は、今までに感じたことのない焦りを覚えました。
何もできなかった
今まで19年間、学校で何を学んできたのか、焦燥感に駆られました。
久しぶりの投稿なのでまずは自己紹介から
福岡の大学に通う2年生です。
現在は、アビスパ福岡公認学生団体で副代表を務め、スポーツビジネス、社会貢献活動を主に学んでいます。
また 「スポーツの夢の国を作る」をビジョンに掲げる Ascenders という企業の人材育成事業である
WPP(ワールドプレイヤープロジェクト)に所属し、スポーツビジネス等の専門知識や実践の場で勉強しています。
詳しくはWPPの先輩がまとめてくれているので、ぜひこちらをご覧ください。
今回は、現在人気が高まっているスポーツ業界に求められる人材に関して、少し書いてみました。
また、先日行われたキャリアデザインのオンラインイベントで登壇していただいた、Jクラブ経営幹部の神村さんのお話も交えていきたいと思います。
コンテンツ
①スポーツ業界に入ることがゴールになっていないか ~本当はスタートライン~
②「どこで働くか」ではなく、「どのように働くか」 ~本当の就活とは~
③スポーツ界の現状
①スポーツ業界に入ることがゴールになっていないか~本当はスタートライン~
大学2年生にもなってくると、卒業後のことについて少しずつ考えるようになります。最近はスポーツ業界も人気が出始めていることは、皆さんもご存じだと思います。
もちろん、スポーツ業界を希望する大学3.4年生の方は、就活などでスポーツ関係の企業に目を付けていると思います。
しかし、スポーツ業界に「携わる」こと、「入社すること」があなたの就活のゴールになっていませんか?
スポーツ業界への「憧れ」で入社をしてしまうと、想像していなかった仕事をすることになる可能性もあるのです。
②「どこで働くか」ではなく「どのように働くか」 ~本当の就活とは~
神村さんのお話⇩
あなたは希望する企業、業界の「職柄」にこだわっていませんか?
就職活動の本来は意味は
「自分の生き方について考える時間」
つまり、
靴が好きだからアシックスに入社したい。サッカーが好きだからJクラブに就職したい。
では入社後に困る可能性が高いです。。
自分は具体的にどのような業務をしたいのか。
トレーナーなのか、試合運営なのか、フロントスタッフなのか。
フロントスタッフにも、広報や強化部、営業、その他、多くの部署に分かれています。
就活の際にはぜひ、「職種」ではなく、「生き方」についても考えてみるのもいいかもしれません。
③スポーツ界の現状
現在どの企業でも問題になっているのは
「人材不足」
Jクラブのフロントでも同様であり、1人のスタッフが複数の業務を担当していることも稀ではありません。
このような状況の中でスポーツ界、クラブが求める人材の一つに
「即戦力のある人材」
が求められています。
先程も言いましたが、会社、クラブには人材が足りていないので新入社員に仕事を一から教える時間も労力もないのが現状です。
また、最近はIT企業、ネット企業(鹿島や町田,etc)がクラブの経営を行うチームもあるので親会社の優秀な社員がクラブの業務を行うこともあり得ます。
クラブは行政、メーカー、一般企業、金融機関など様々な企業と連携しているため、スポーツに関われる機会は少なくないかもしれません。
ここで言えるのは、クラブに入ることだけがすべてではなく、一般企業に入社しても、なんらかの形でクラブ経営に携わることも可能であるということです。
今回は主にスポーツ業界が求める人材、就活の仕方、についての意見、考え方を書いてみました。
現在就活をされている学生の方はコロナの影響もあり、大変かと思いますが、ぜひこの機会に自分自身の「生き方」について考えてみてください!
また、現在就活をされている方はコロナがどの程度就活に影響しているのか、DM等で教えていただけるとありがたいです。
次回は神村さんのお話について、もう少し詳しく書こうと思います。