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効果が薄れてきたように感じる緊急事態宣言

 3回目の緊急事態宣言が4月25日から感染者の急増に伴い、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に発令となりました。色々な規制が設けられる中、僕のバイトも緊急事態宣言の影響を受けることとなります。

 僕は京都で酒類を提供しているお店で働いています。居酒屋ではないので僕のバイト先は、休業ではなく酒類の提供をやめて8時までの時短営業という選択をしました。まん延防止等重点措置の時から時短で8時までの営業だったので、そこまで何か変わることがあるのか疑問に思うところもありました。僕自身、緊急事態宣言というものに慣れてきてしまっている部分もあると思います。最近では時短での営業も当たり前になってきていることもあり、特別何か気を引き締めなければならないような意識になることもありませんでした。緊急事態宣言が出された1回目の時は休業だったので、その時に比べたらやはり規制もゆるくなってきているのかなと思います。店長曰くもう一回休業するようなことがあれば、この会社は潰れると言っていたのでよっぽど重い規制がない限り休業することはなさそうです。

 ゴールデンウイーク中僕は1回だけバイトに入ったのですが、確かに4時や5時の時間は全然人が来ませんでした。ですが、6時を過ぎた後ぐらいから7時までの間には変わらず人がやってきました。一気に人が来たのでかなり忙しかったです。周りのお店が閉めていることもあり、お客さんが流れてくるのだと思います。遠出をやめて近場で過ごす人も多いからなのかなとも思いました。日によってお客さんの多さは変わってくると思いますが、あまり影響はないんだなと思いました。

 沢山来たお客さんの中で印象に残っているのが、一口一口食べた後にちゃんとマスクをする人かいたことです。「マスク会食」というやつでしょうか。常にマスクを耳にかけていて食べるときは外し、料理を口に入れた瞬間マスクをしてから噛んで食べていました。そこまで感染対策を徹底できるのはすごいなと思いました。でも、パーテーションなど仕切りがある場合も増えていているのでそこまでする必要もないのかなと個人的には思います。

著者:T.K