世界初の中銀デジタル通貨Bakong(バコン)をもっと知りたい人に
世界初の中銀デジタル通貨(CBDC)である、Bakong(バコン)について、以前よりもっと詳しく知りたいと思いネットで色々検索するも、なかなか核心的な情報が見つからない日々が続いていました。
そんなモヤモヤっとする日が続く中、二つの情報を発見することができたので、今日はそちらの紹介を簡単にしたいと思います。
▼Bakongに関しての過去記事です▼
ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ――日本発のブロックチェーンで世界を変える
このプロジェクトのキーマンの一人であった、ソラミツCOO宮沢和正氏の著書が昨年末に発売されていることを知りました。
まだ昨日届いてから第2章までしか読んでいないのですが、Bakongプロジェクトの実現までのストーリーが描かれており、非常に刺激を受ける一冊となりそうです。
また、ソラミツやいろはといった独特なネーミングの起源も記されており、これまで自分の中で「なぜ?」とクエスチョンマークがついていたことについて、そのほとんどを解説してもらえそうです。
ちなみにですが、日本でもBakongのアプリをダウンロードできます。
日本語版も選択出来、日本からでも登録可能なようなのですが、繋げる銀行がどれもカンボジア中心にした海外の銀行なので、途中で断念しました。たぶんSMS認証ができません。
『中央銀行デジタル通貨(CBDC)をどうみるか
~先行する中国・カンボジア・スウェーデンの戦略と課題~』
公益財団法人国際通貨研究所のCBCDウェビナーを発見しました。
ひと月ほど先となりますが、即申し込みをさせてもらいました。楽しみです。
カンボジアのBakongだけでなく、中国のデジタル人民元やスウェーデンのeクローナについての話も聞けそうなので、CBDCについての理解をより深めることのできるウェビナーとなりそうです。
このウェビナーでは質問などもできるようなのですが、是非現地カンボジアでのBakong普及度合いについてお聞きしたいと思っています。
話は変わりますが、これからトライしたいこと
CBDCの件だけに限らないのですが、やはり日本に居ると海外ではアノ件実際どうなっているのか知りたいな、と思っても中々現地の生の声・情報が入手できないと感じています。実際には、探し回ればどこかにあるのかもしれないし、現地に人脈を持っていればネットを介して聞けるのでしょうけども、業界人でも何でもないずぶの素人だと中々難しい。
例えば、海外のキャッシュレス事情はどうなっているのか?
例えば、ロックダウンが起きている都市は実際に今なにが起きているのか?(少し古いですけど)
日本では、起きているそれらのほんの一部が切り取られて、あたかもその国全土で起きているマクロ的な事実として報道されているような気がしています。もちろん、そんな情報を知りたがっている日本人も少ないので、報道しても仕方が無いということも分かりますが。
これまで海外に住んでいる友人・知人にインタビュー的な連絡をするのに気後れしていましたが、これからはもう少し積極的に連絡を取ってみたいと思います。(カンボジアは探し回りましたが、さすがにいませんでした・・・)