コロナ自粛中の在宅学習(振り返り編)
こんばんは。
けいえす(35歳)です。
今朝も衝動買いをしたクロスバイクでお出かけしました。妙見島という島を皆さんご存じですか?(自宅より約16キロ)
東京23区唯一の自然島、だそうです。これといって見どころは無いのですが(;_:)何とも奇怪な雰囲気のある島です。江戸時代の頃には中洲だったらしいのですが、それが徐々に堆積が進み、昭和のころにはコンクリートの岸壁をあつらえ、妙見「島」となったようです。なので、島内に降り立っても周りを高い岸壁で囲われているので、周りの景色が一切見えません。また、島南部にはラブホテルが一軒あり、けいえすが到着した10時半頃には、ご宿泊を終えたカップルの皆さんが帰られていましたとさ・・。
タモリ倶楽部でも以前取り上げられていたそうなので、以下どうぞご覧ください。
コロナ自粛中の在宅学習(振り返り)
さて今夜も前置きが長くなりましたが、コロナ自粛中に全国の公立学校が一斉に休校になったときの子供の在宅学習の振り返りをしたいと思います。お子さんがいらっしゃるご家庭に皆さんも3か月弱、かなりのご苦労をされていたかと思います。
我が家も小学生3年生の女の子と、新・小学生1年生の男の子を抱え、かなりの労力とパワーを割いて彼らの学習支援をしていました。果たしてあの過ごし方が正解だったのかどうか、よくわかりませんが、我らがNews Picksの特集記事で識者の方が記事をアップされておりました!気づかなかった~。ということで、振り返りをしたいと思います。
一日のタイムスケジュール(平日)
7時 起床・朝食や着替え 等
9時 学習開始
学校からのプリントや公文のプリントをこなす
(学習内容については次章)
休憩を挟みながら学習
12時 昼食
14時 外遊び
我が家は上野公園が近くにあるので、自転車で行って
隅っこのほうでボール遊びや縄跳び
16時 帰宅&自由時間(アニメを見たり、漫画を読んだり)
19時 夕食
21時 就寝
※けいえす仕事してんの?は聞かないでください。
毎日ここまできれいに過ごせてはいませんでしたが、概ねこんな感じ。意識していたのは、起きる時間と寝る時間をきっちり普段通りにすることと、食事をきちんと三食たべること。
やはりここが一度乱れてしまうと、なかなか元に戻すことができません。私も子供のころに親から言われたことって、「早く寝ろ!」「ちゃんと飯を食え!」この2点だけでしたね。なので子供たちにもこの2つだけは大人になっても習慣として、できる人間になってもらいたい。
学習内容(姉 GoogleMAP活用法)
こちらから何も言わなくても勝手にプリント類をスラスラやってしまっていたので、かなり楽でした。ただ、社会や理科などの科目はなかなか教えることが難しく、色々と試行錯誤しながらやっていました。
例えば社会では地理の授業が3年生から始まります。いいか悪いかは置いておいて、ひたすらGoogleMAPの面白い利用方法を教えていました。
「ほらこのボタンクリックすると、地図から写真に変わるから、〇〇ちゃん家のマンションが見えるよ」
「昔の写真にも切り替わるから、今の家が無かった頃はここ空き地だったんだ」
「アメリカに行っちゃった〇〇ちゃんのマンション見てみよう」
教科書の内容は私が20年以上前に習った内容から何らアップデートもなく、ただキャラクター化やカラフルになっているだけの印象だったので、きちんと現代のツールを小学生のうちから使いこなせるようにしたいな、と思ってGoogleMAP面白利用法を教えました。
何かやりたいな、何か調べたいな、と思った時に使いこなせるツールがあるかどうかで、かなりのアドバンテージが生まれます。最低限のITリテラシーは家庭で養わなければなりません。
学習内容(弟 図鑑活用法)
この子が厄介。お姉ちゃんは1年生の時にこんなに手かかったかな?と。
当然一人ひとりで人格の違いを尊重してやらねば、と私も平常心を保つように心がけますが、怒鳴りすぎた・・・。内容がわかるわからない、以前の問題で5分と机に座っていられない・・・。
当然「ごるらぁぁぁぁ!」(# ゚Д゚)となってしまい、泣き出して負のスパイラル。最悪。
そこで、平仮名カタカナの書き方ドリル。大好きな動物図鑑や恐竜図鑑を引っ張り出して、「君の好きな動物や恐竜を調べて。名前をノートに3回写してみよう。」
そうすると、一人黙々と図鑑に見入り、ノートに名前を書き写してくれるじゃありませんか。しかし、あまりに図鑑にのめりこんでしまうため、なかなかノートのほうは埋まりません。書き写し終わってからも、恐竜の説明が始まりなかなか次に進めません。
ですが、図鑑にのめりこむこと自体は良いことなので、良しとしよう!
振り返り総括
こんな感じで親も子もぜぇぜぇはぁはぁ言いながらの在宅学習期間でした。上記はほんの一例で、ほかにも書ききれないぐらいの工夫したポイントや学習法を創出しました。それらはまたの機会に。
「やりなさい!」と言ってもやらない。当然かと思います。なので、いかに彼らの興味対象範囲にフッキングさせながら、本来学習してもらいたい領域に引きずり込んでいくのかを工夫してきた3か月間であったと思います。
ただ彼らの脳はスポンジが水を吸うがごとく、一度に学べる量もすさまじいし、そこから引き出す能力も大人を凌駕しています。子供の学ぶ力は本当にものすごい。この3か月間、彼らの隣でその様をじっくりと観察できたこと、共に過ごせたことは本当に替え難い素晴らしい時間であったと思います。
コロナ自粛中の在宅学習(振り返り by NewsPicks)
※またしてもリンク埋め込めず・・・。
花まる学習会代表の高濱正伸さんのNews Picksオリジナル特集記事だ。今さらこの記事の存在を知りました。もっと前に読みたかった!
5つのポイント
①すべての課題をやらせようとせず、マストの課題に絞る
②行動変容を促す教材を与える
③しっかりと承認してあげる(親が子を)
④保護者自身が心の安定を保つ
⑤今の生活の良いところを見る
詳細は割愛しますが、①②はまあまあよくできたかな、と。③に関してはどうでしょう。上手く乗ってくれないときにはこちらもイライラして声を張り上げてしまうこと多々・・・④も微妙なところです。
着目してもらいたいのは⑤です。
コロナ下の生活は、元の日常とは全く違うものです。ある意味現代社会から切り離されて、無人島にたどり着いたようなものです。
でもその無人島には、水道をひねれば水が出る、電気も通っている。雨露をしのげる家もあるし、物流も止まっていない。きっと、「すごいな、この島!」と思うはずです。
News Picks高濱氏記事より。
我が家もこれまでの生活を基本ハードルにするのではなく、こんな状況下なのにこの家凄く楽しくない!?家のベランダで毎日BBQ三昧で、テントも張れちゃうから、キャンプ場に2時間かけて行かなくてもいいんだよ!?家キャンプなら冷たいコーラ飲み放題で、WifiでPrimeでアニメも見放題って最高じゃない!?
とこのように、期待値コントロールをして、いかに今の状況が辛い中にあるものの、最高の日常を創りだしていくのかに毎日腐心していたような気がしています。
まとめ
なにより、こんなに家族との時間を過ごすことができたことが何より良かったと思う。これまでもこれからも、こんなに濃密な3か月間はもう無いだろう。(平穏な日常へ戻ることを祈る)