ジャケットを着る意味
私の職場は、普段は本当にカジュアルで、ジーンズ、Tシャツ、ハーフパンツでもOKな環境です。
そんな中、今日久しぶりに日本の会社にお邪魔しました。目上の方にお会いする、でも猛暑という状況を考えて、結婚式などお祝いの場にも着れる用に買った黒のノースリーブワンピースに、麻のニットのボレロ、パールのネックレスを合わせて行きました。靴もきれいなものを合わせました。
先方の会社に着いたら、ほとんどの皆さんが暑い中ジャケット着用で迎えて下さいました。
自分なりに最大の敬意を払った服装をして行ったつもりでしたが、皆さんがジャケットを着ていらっしゃると、自分が場違いな気がしてしまうものですね。室内は涼しいので、ジャケットを着ていても問題はないのですが、うーん…と思ってしまいました。
前職では、会議やお客様がある時はジャケット着用が必須でした。当時酷暑でも着用するよう上司に言われ、違和感を覚えたものです。
もちろん、確かにジャケットは便利です。サッと羽織れば、どんな場面でも臆さず出ていけます。中には職場に置きジャケしている人も多いでしょう。
でも気温も上昇している昨今、ジャケットに頼るのではない、他の敬意の表し方があって良いのではないかと思うのは、私だけでしょうか?
一人ひとりが、マニュアルではなく自分でTPOを考えて服を着るということが、もっと認められても良いのではないでしょうか。
いる環境によって正解は異なりますが、服は第二の皮膚とも言われます。大袈裟と言われるかもしれませんが、自分に心地よくない服を着ることは、自分を欺く事になると思います。だから、自分にとって着心地の良い服は何か。オフィシャルな場でも心地よく、堂々と自分らしくいられる服装はどんなものなのか。マニュアルや制服ではなく、もっとクリエイティブに皆が表現出来るようになると良いなと思います。
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