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サンダーバードの基地〜「なつかし断捨離日記」

みなさん、こんにちは。
ケイズハウスのなかの人です。
ケイズハウスは、実家じまい(相続)や
マンスリーマンションを得意とする不動産会社です。

古ぼけてしまった大切な実家。
まるでタイムスリップしてしまったかのような子供部屋。
親と子の未来を見据えた断捨離は、宝物と感動でいっぱい。

このコラムでは、昭和の昔、こどもたちには「ちょっとだけ手の出しにくかった」ベストセラー商品の当時の価格や時代背景を探りながら、その魅力を語っていきたいと思います。

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「サンダーバード」の当時の人気は、いまさら解説する必要はないでしょう。

1号から5号まで、各マシーンのかっこよさもさることながら、その「乗り込む」際の「からくり」がまたかっこいい。

スコット、ジョン、アランらの各隊員が自分のポートレートが掲げられたイスの前に座り、ひっくり返ったかと思ったら、するすると「通路」を滑りマシーンのコックピットへ(このへん、ものすごく曖昧です)。

この中途半端なハイテク感ほしさに、滑り台を見つけると仰向けにひっくり返ったかと思うと地面に滑り降り、後頭部をずずず。そんな子どもはけっして私だけではなかったはずです。

今回の商品は、今井科学工業のプラモデル「サンダーバード秘密基地」です。

昭和43(1968)年の発売で、定価は2200円。

2号発射時のパームツリーが倒れる「からくり」や、ボタンを押すとプールがパカっと割れて1号が勢いよく発射される「ゆるいサプライズ」、びよーんと針金で空中に浮かんでいる宇宙船(5号)など、そのすべての光景が思い出の中で輝いています。

消費者物価指数で現代の価格に直すと約7700円です。

子どものプラモデルにしてはかなりの値段である。

でも、そこは昔の子ども。へんに根が純朴だから、これさえ与えとけば黙って畳の上でまる1日遊んでる。そういう意味では、ほんとうはものすごくコスパのいいおもちゃだったのかもしれません。

残念ながら、ウチにはこの基地はありませんでした。あるのは、畳のへりにミニカーを並べた頭の中の「幻想の基地」だけなのでした。

では、また、次回をお楽しみに。


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