#骨折り損のくたびれもうけ【闘うシミュレーション】
今日は久しぶりの休暇で
家事を済まして
朝食を食べながら
ドラマを見ていた
商店街が舞台のこざっぱりしたドラマで
様々な人が登場する
妊婦さんが出てきたシーンで
『ここで産気づいちゃう!』と
予想するも外れる
毒のあるお花が出て来て
『誰かがそのお花を触ってしまう』と
予想するも…
「毒があっても綺麗な花が咲くんだね」
…なんじゃそりゃ!
腹違いの兄弟の登場
『実は兄弟だって話をする』
しないどころか、
「何処となく私たちはにているね」
…平和かよ
『トラブルになる』
『お客さんが来なくなる』
『泥棒が入る』
そのドラマを見ながら
あらすじを想像するんだけど
見事に期待を裏切る平和な展開…
その時にハッとした
穏やかに日々に何を期待しているんだろう
いつも何かに気を張って生きていて
こう言われたらこう言い返すんだとか
こうされたらこうしてやるとか
闘う準備ばかりしていることに気付いた
人の反応、表情に想像力を働かせ
日々の生活に支障をきたす程
妄想に明け暮れている
穏やかなドラマにも
刺激を求めているではないか
そりゃ
自分のこと刺激しすぎて
色んなことに敏感にもなるわけだ
もしかすると
自分が戦うことを求めているのか?
刺激を受けたいと思っているのではないか?
そして
最近頭の中でグルグルと考え続けた
苦手な人とのバトルは
実際に役に立ったのか?
むしろ
想像したバトルは起きていない
こうやって言い返すぞ!
こう言ってやる‼︎って
心に決めるも、
喧嘩は売られていない
なーんだ
想像したことって
そうそう起きないんだね
今まで
悪いことを想像しておけば、
現実はそれよりましだろう
と考えていたが
それは危険な考えで
自分で自分を生きづらくさせているんだ
それなら疲れないように
日々は穏やかなんだから
穏やかに生きていく
心を疲れさせていたのは私だった