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#友達の定義3

2年前に結婚してから
わたしは家が落ち着く
唯一わたしを受け入れてくれて
羽を休められる場所

ついにわたしは居場所を見つけた

ストレスから神経も過敏になり
誰とも会いたくない気分だったし
休みの日はお家時間を楽しんだ

コロナ禍と言うこともあり
友達に会う機会もめっきりと減った

1年前、
じぶんの結婚式に招待して以来
友達には会っていない

本当のところ
みんな家庭を持って落ち着いて
価値観も変わってしまったし
コロナも流行ってる…て言い訳して
会うのが正直億劫だった

そんな中、
1年ぶりに友達が帰省すると連絡があり
みんなで集まることになった

1年ぶりに会う友達に
何を話そうか
どんな感じで接したら普通だろうか
シミュレーションを繰り返した

そして
久しぶりに友達と再会した時
相手にじぶんがどう写ってるかな
ちゃんと友達っぽく
自然に振る舞えてるかな
なんて考えていたけれど

時間が経つと
少しずつ心が緩んできて
自然体で笑っていた

海まで車を走らせて
みんなで写真を撮っている時
写りが盛れてるとか盛れてない
アプリで撮り直そうなんて騒いだ

昔プリクラを撮りに行って
写りが悪いから却下な!とか
言って騒いでいた楽しかった思い出が
フラッシュバックした

緊張してたのはわたしだけで
みんな昔と同じように楽しんでる
今のわたしはどう見えるかなんて
考えてるのはわたしだけだ
みんな変わってない…
みんな友達と思って接してくれている
むしろ何も考えていない
それはただ、昔から変わらない
友達だからだ…

そう感じたことを
別の友達に話した

その友達は
『友達っぽいて思ってるのはあんただけだよ』
と言った

それを聞いて
友達を友達っぽい人と分類してたのは
わたしだ

みんなは
歪んだ心でわたしを見ていない
そう見ていたのは
わたしだけだ

わたしには友達がいる
今も昔も友達がいる



#友達の定義
#友達っぽい
#自己肯定感