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技術書典に初出展した書籍と基板の売上

技術書典6 で「Hardware Test Recipes with Raspberry Pi」というタイトルの本と「USB Switcher」という基板を頒布しました。イベント運営の方々、購入頂いた方々、出展されていた方々、楽しい時間をありがとうございました。

サークル Physicaloid
https://techbookfest.org/event/tbf06/circle/64310003

今回、技術書典に初出展、というか人生初の同人誌出展でした。出展準備中に周りの出展者を見渡して自分の準備不足さ加減にかなり不安になってましたが、蓋を開けてみるとたくさんの方々が買い求めてきてくれて、1冊1冊手渡しで売るということがこんなにも嬉しいものなのかと感じました。

執筆と基板の締切に追われて十分な準備できず悔しい思いをしたので、今後も出展継続して改善していこうと思います。

以下、次回参考用に赤裸々に公開しておこうかと。

売上合計

売上合計 105,000円 

書籍「Hardware Test Recipes with Raspberry Pi」1,000円 95冊
USB Switcher 基板 2,000円 10個

100冊まであと少し!でしたが、ハードウェアテストというニッチなテーマでこれだけ売れれば十分です。

ただ、なんだかんだトータル11万 くらいはかけてるので在庫抱えた現段階では赤字です(汗

1冊あたりの原価と粗利

1冊/1個あたりの原価はこんなもんでした。

原価
書籍(1000円) : 350円 / 冊(Kinkosで中綴じ印刷)
基板(2000円) : 1300円 / 個

なので
粗利
書籍 : 650円 / 冊
基板 : 700円 / 個
※ 基板は原価の2-3倍にしろ説あるけど売れる気がしなかったので格安設定

イベント前被チェック数

イベント10日前で70、イベント直前で180、イベント開始後の現在で 208 になってます。
当日、チェックリストをみながらポンと買っていく人が、特に午前の時間帯は多くいたので、被チェック数は売上に直結する数値だなと思いました。

ざっと所感

書籍のテーマであるハードウェアテストについては、お客さんの中で特に組み込み系の人と話してみると同じ課題感持ってる人は多く、このハードウェアテストというテーマには価値があると感じました。引き続きアップデートしていこうかと。

基板は正直売れにくいと感じたのですがその理由は
1. そもそも本を求める人が多いから
2. ハードウェアテスト用の治具という超絶ニッチな基板だから
3. わかりやすいデモ展示をしていなかったから
の内どれかだろうなと思います。今回の展示ではわからなかったので、今後検証してみようかと思います。

被チェック数はほとんど宣伝しなかったにもかかわらず200もついたのはそもそも技術書典の集客のすごさだと思いますが、もう1点あるとすればうちのサークルは「い15」だったのですが、あいうえお順のサークルリストで上位の方にリストされていたから、ということもありそうです。


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