なぜドイツでは家が見つからない?家探しが大変な理由
こんにちは!
ばたごん夫婦です。
ドイツでのワーホリ生活を満喫しつつ、今回は『家探し』というテーマについて書いていきます!
日本とは違った方法で家を探さなければならないドイツ。
ドイツ在住の方やワーホリで来た方の多くが
「家はなかなか見つからないよ」
と口を揃えて言うほど、家探しは簡単ではありません。
ですが、私たちは昨年12月末に新しい住まいへ引っ越すことができました。
それも1ヶ月という短期間で家探しから契約まで行うことができました。
家探しに悩んでいる方やこれからドイツで生活を始める方に、少しでも参考になる情報をお届けできればと思います。
1. はじめに:ドイツの家探し事情とは?
日本とは違う家探し
ドイツでは、日本のように不動産業者に任せきりではなく、主に自分で物件を探し、オーナーと直接交渉することが必要です。
多くの書類が求められたり、ドイツ語・英語でのやり取りが必要になるため、初めての人にはハードルが高いと感じられるかもしれません。
なぜ家がなかなか見つからないのか?
ドイツでの家探しが大変な理由を詳しく解説します。
住宅不足が深刻
人口の増加
移民や学生、都市部への人口集中が進み、住宅需要が急増しています。新築供給の遅れ
環境規制や厳しい建築基準のため、住宅建設が追いついていません。空室率の低さ
ベルリンなどの大都市では空室率が1%以下と言われており、空き物件を見つけるのが非常に困難です。
競争の激しさ
特に都市部では、1つの物件に対して数十人〜100人以上の応募が集まることが日常茶飯事です。書類準備の負担
家探しの際には、以下の書類を求められることがあります。Schufa(信用情報の証明書):オーナーに信頼されるために必須。
身分証明書(パスポートなど):本人確認用。
収入証明書や雇用証明書:特に長期契約の場合、安定した収入があることを証明する必要があります。
自己紹介書:応募者が多い場合、オーナーに選んでもらうためのPRが重要です。まるで、就職の面接のようなものです。
2. ドイツの家探しで役立つサイト紹介
『ポータルサイト』 各URLは下記に添付しております。
ImmobilienScout24
ドイツ最大級の不動産ポータル。長期契約向けの物件が豊富です。WG-Gesucht
シェアハウスや短期滞在者向けの物件探しに便利。Wunderflats
家具付き短期物件に特化したプラットフォーム。外国人対応や英語利用が可能で、私たちも1ヶ月で理想の住まいを見つけることができました。
『地元掲示板やMixB』
MixB(日本語掲示板):日本人オーナーの物件を探す際に便利。
デュッセルドルフ掲示板/ベルリン掲示板など:地域特化型の掲示板で、地元情報が豊富です。
『日本人コミュニティの活用』
現地の日本人コミュニティで物件情報を得るのも有効です。情報が信頼できる点がメリットです。
3. 家探しの注意点
詐欺物件に注意
相場よりも極端に安い物件や、事前に保証金を振り込むよう求めるケースは要注意です。必ず内見行うか、オーナーとのやりとりをまめに行うことが大事です。
返信が来ない問題
人気物件では応募が集中するため、返信が来ないこともよくあります。複数の物件に応募し、こまめに進捗をチェックするのが大切です。
契約条件の確認
家賃に含まれる項目(暖房、水道、電気など)や退去時の条件を事前に確認することが重要です。契約条件は事細かく確認しておくことで、居住してからも揉めることなく済むかと思います。
4. 終わりに
この記事では、ドイツの家探しがなぜ難しいのか、その背景と役立つサイトをご紹介しました。
私たちはWunderflatsを活用し、1ヶ月という短期間で家を見つけることができましたが、その詳細なコツや契約までの流れについては、次回の記事で詳しくお伝えします。