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応対コンテスト〜過去・現在・未来への感謝をつなぐ
ドコモショップ応対コンテスト
1月23日に"ドコモショップ応対コンテスト2024東北支社大会"が開催されました。
10年くらい連続で開催していたところから、コロナ禍での休止を経て実に5年ぶりということです。リニューアルに際して2人1組でのペア応対のかたちをとるなど工夫しています。
当日は久しぶりの開催でメディアも入りまして活況でした!
下記記事からどうぞ。
私は観覧参加も初めてなのに審査員を務めることになりまして。それだけでも少しドキドキしていたところに蓋を開けてみると審査副委員長、かつ閉会挨拶までよろしく!と直前に言われてしまい。。。最後に何話そうかなということが頭から離れない半日を過ごしました。
実際に話したこと
ということでどうにかこうにか大役を終えまして。
ありがたいことに開催後の懇親会で多くの方から「とても良い挨拶だった」とお褒めの言葉をいただきました。
社交辞令・お世辞の類を理解しないタイプなのでw 割といいこと言えてたんなら今後のテンプレにして流用しよう振り返りを書いてみましょうと思ったのが本記事の主旨です。
普段だと社内イベントの詳細なお話はあまりできませんが、メディアも入ったある種の公開イベントということで中身に触れてみます。
以下文字起こしから少し読みやすく整形したものです
(余談ですが動画からの文字起こしはAIでだいぶ楽になりましたね)
皆さん早くビールとかプロテインとか色々飲みたいところだと思いますがもう少しだけお付き合いいただければと思います。
東北支社スマートライフ部部長の平田啓介です。
今日本当に皆さんお疲れ様でした。まずは関係の皆様に御礼を申し上げたいと思います。
本日出場していただいたスタッフ20名の皆さん。血の滲むような練習とか色々されてここまで来られたのかなと思います。本当にお疲れ様です。
また各支店の皆さん、広域・運営代理店の皆さん。色々練習に付き合っていただいたり、いろんな応援とかしていただいたり、ということで大変な稼働をかけてここまで支えていただいたのかなと思っています。本当にありがとうございます。
ドコモの本社・支社の皆さん、本日のイベント運営スタッフの皆さん。大変なイベントになりました。先ほどの総評にもありました通り、私も感動をいただけて、素晴らしいイベントだったなと思います。
最後に、非常に重要なことですけども。今日この場に来れなかった、今も営業していただいてるドコモショップのスタッフの皆さん。本当にありがとうございます、皆さんのご支援でこういうイベントができました。オンラインで聞いてる人もいるかもしれないですね。本当にありがとうございます。
わたし平田ですが、サービス企画畑というか、長らく本社とか東京におりまして。実はですね、今日初めてこのドコモショップ応対コンテストを生で観覧しまして、さらに審査副委員長という大役を仰せつかりました。全力で務めさせていただきました。
スマートライフ部の立場としてdカードであったり、dポイントであったり、d払いであったり、こういうものを使える場所をいかに増やすか、サービスを便利にしていくか、そういうところが私の所掌になるんですけども。
今日いろいろな応対を聞かせていただいて。皆さん丁寧にポイ活の意義であるとか、dポイントやd払いをどう組み合わせてどういう風に生活が便利になるのかを丁寧にご説明をいただいていて。本当に身が引き締まる思いと、これ責任重大だなと。私たちが今やってることって現場の皆さんの武器を作って、お客様の生活を豊かにしていく、そんな大事なミッションなんだなということを改めて感じさせていただいた次第です。
発表各チーム皆さんからエッセンスをいただいて、これからまたさらに学びにしていきたいと思っています。
本日グランプリになられました青森西店の宮本さん、會津さん。
全国大会も頑張っていただきたいと思います。東北を代表して頑張っていただきたいと思います。
ただですね、それ以外のチームも、今日審査員10人みんなでしっかり審査したんですけど、実はそんなに大きな差はなくて。
競技ですからね、どうしても順位をつけないといけないってところはあったんですが。皆さんこういう大きな舞台で、不安であったり緊張であったり、いろんなことがあったと思います。実力出しきれなかったっていうこともあったかもしれないんです。でも全XXXショップの中からここに集った、東北を代表する応対スキルを持った20人。トップ・頂点の20人にいらっしゃったということを誇りに思って、これからも頑張っていただきたいと思っています。
最後に、わたしスマートライフのいろんな仕事をしてきてですね、今日聞けて嬉しかったのが
「新しい生活を始めてみませんか」とか
「一緒にハッピーになりませんか」とか、
すごくいいフレーズをたくさん聞いてですね。
もうこれドコモショップってなんか携帯屋さんとかそういうんじゃなくて、それを超えた存在になっている。お客様に新たな気づきであったり、いろんな驚きであったり、幸せを届ける、そんな仕事をしてるんだなって思いました。まさに弊社の新スローガン、「つなごう。驚きを。幸せを。」というところに通じる、そんな仕事をみんなでしてるんじゃないかと思っています。
これからまたCX向上に東北一丸となってみんなでやっていきたい、と思っています。全国大会も経て、また来年こういう大会があるのかもしれないです。また皆さんのスキルに磨きがかかったものを見れることを楽しみにしています。
今日は感動をありがとうございました。
以上をもって平田より閉会の挨拶とさせていただきます。
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スピーチ構成で気をつけていること
課長〜部長〜となっていくにつれいろんなところでスピーチを求められることが増えますよね。開会・閉会、キックオフに冠婚葬祭。。。博多手一本やら伊達の一本締めやら。私は口から先に生まれてきたようなタイプなので無茶振りされてもなんとかするほうですが苦手な人にはツラいでしょう。
そんな方々へ少しでも参考になれば、ということで今回に限らず私が常に意識していることを羅列してみます。
感謝
大体のスピーチにおいて「ありがとう」「ありがとう」何はなくとも「ありがとう」が王道ではないかと思います。
少し分解していくと、過去・現在・未来への感謝を散りばめることを意識してみるとよさそうです。
過去への感謝
日頃のご支援や、これまでの開催調整や準備に対するねぎらいの言葉です。
ここに漕ぎ着けるだけでも大変だったはず。そんな関係者全て、裏方の皆さまへの視線をきちんと入れたいところです。
現在への感謝
当日の会合の所感を散りばめた、今日という現在に目の前にいる皆様への感謝です。
お足元の悪い中〜、大変なご多忙の折〜、といった来訪そのものへの感謝もここに含まれますよね。
最近ではオンラインやアーカイブで見る人もいます、ということで非同期的な参加への感謝も入れられるとベターです。また、どういう立場のどういう視点から述べているのか、というある種の自己紹介を含めながら話せると素敵です。
なお今回は「いま営業中のスタッフへの感謝」が嬉しかった、とショップ店長さん達からお声掛けいただき光栄でした。
未来への感謝
こういうことができた私たちなんだから未来は明るい!これからも乞うご期待!ズッ友だよ!よろしくね!というパートです。
当日の総括を踏まえた今後への意気込みや再会への期待をこめて挨拶が締められると最高ですね。
今回はコンテストイベントであったため、グランプリ以外の目線にどうしても触れたかったんです。敗者なんかじゃない。みんな勝者やで、前向いてこれからも頑張ろうなと。
ライブ感
もちろん、きちんと準備された原稿を用意しておくこともできます。が、それではライブ感が全然足りない。原稿がある場合でも予定調和のスピーチにならないように、当日中の出来事や具体の発言に必ず触れた方がいいです。
「コニチハトキヨー!」メソッドとして過去取り上げたこともあります。ご参考まで。
「このプレゼンは使い回しテンプレ・BOTじゃないよ」「あなたと今日話に来たんだよ」ってシグナルを挟むだけで安心感・親近感がかなり変わってきます。別にその日見たニュースでも、会場周りの天気でも、なんでもいいです。会場の皆さんと時間や場所を共有することで、講師のポジションから降りて、同じ人間・仲間として感じていただけるんですよね。
こちら海外アーティストにおける「コニチワトキヨー!」メソッドと覚えておいてくださいw
なお当然ですが、下を向いて文字だけ追ってるスピーチは本当にライブ感に欠けてつまらないので。できるだけ聴衆の方を向いてお話しましょう。頷いてくれている人を見つけたらそこだけ見ててもいいくらい。
今回私の手元のバインダーには、原稿はなくともスピーチ構成や事実を外さないように「感謝」「ミッション」「ショップ数」「受賞者名」「誇り」「スローガン」といったキーワードを羅列したメモを用意しました。
どんなに自信があってもね、壇上でスポットライト浴びて数百人の視線を前にすると考えてたこと全部飛んじゃう場合もあります。緊急用にメモ持ち込みオススメです。
FUNNYである
これは挨拶に限らないんですが・・・人と会話する上で、必ず一回は笑わせましょう、というのを鉄の掟として自分に課しています。
※もちろん謝罪などの笑えないシーンは除きます
今回はひとりのマッチョな受賞者さんのスピーチに「今日はプロテインじゃなくてビール飲みたい」っていうフレーズがあったので、丁度いいツカミに使わせていただきました。ウケてよかったw
いつも真摯で同じことしか言わない
会社のパーパスとかスローガンとか社是とか皆さんあると思います。
基本的には社内の全てのイベントはそのフレーズに沿ったものとして設計されているはずです。ということであればそのフレーズで締めるのがふさわしい。
経営者層とあらばここは茶化さず、何度でも、真っ直ぐ真摯に言うべきです。
つなごう。驚きを。幸せを。
まだ新体制で数ヶ月のブランドスローガンですが、これからは常に言及することになるでしょう。
長すぎないこと
この記事がすでに4000字超えててあんまり説得力ないですが。
どんなシーンでもスピーチは5分くらいには抑えたい。それ以上かかるなら挨拶と具体の会議コンテンツに分割する方がベターな気がします。
乾杯の挨拶とかなら1−2分くらいですね。
ビールの泡が消える前にどうぞ!
以上!長すぎ記事すいませんでした!読了感謝!
今後も素敵なスピーチができるよう精進いたします。