創の軌跡 大全(11)
第3部 ABYYS+100の「創星のデミウルゴス」と戦ってみた!(解剖編1:強化・硬直)
第3部の戦闘システムの解剖編では強化やディレイ、各マスタークオーツの効果発動条件、オーブメント構成による各キャラクターの適性役割など検証結果をまとめた。
第1章:ステータス強化(基本)
強化には「小」「中」「大」の3種類と効果が継続する期間「ターン」の組み合わせからなる。
重ねがけすると効果は上がり、回数は長い方が適用される。
▼効果は上書きされる(効果発動前の状態+重ねがけ→結果)
・小+小→中
・小+中→大
・小+大→大
・中+小→大
・中+中→大
・中+大→大
・大+小→大
・大+中→大
・大+大→大
▼回数は長い方が優先される(残強化継続ターン数+重ねがけ→結果)
・2+9→9
(例)ティータオーダー発動後に「究極鍋<紅蓮>」を使用すると、STR大強化が9ターン継続する
・5+5→5
(例)「B&Oスペシャル」を連続して2回使用しても、STR大効果は5ターンのままで10ターンにはならない
・5+3→4
(例)「B&Oスペシャル」でSTRを大強化した後、ユーシスの聖剣を使っても強化のターン数は増えず、聖剣を使用した分減る(以降、聖剣を使い続ければ、STRはずっと3のまま)
▼おすすめの強化アイテム(道具)
B&Oスペシャル(STR/DEF/SPD大×5ターン、HP回復15000)
・クロスベル 西通りのベーカリーで購入可能(食材イベント後)
アイス・オブ・ソレイユ(ATS/ADF/SPD大×3ターン、HP回復15000)
・クロスベル 歓楽街のアイス屋で購入可能
▼おすすめの強化アイテム(料理)
究極鍋<紅蓮>(STR/DEF小×9ターン、HP回復18000、CP+50)
・STR/DEFの継続が最長の9ターン
・クラフト戦でSTR大が残1になったら、強化状態を延ばすために使う
至高茶菓<白雪>(ATS/ADF小×9ターン、HP回復18000、EP回復800)
・ATS/ADFの継続が最長の9ターン
・アーツ戦でATS大が残1になったら、強化状態を延ばすために使う
パフェ・ド・ロワイヤル(SPD/MOV小×9ターン、HP回復16000、CP+30)
・SPD小/MOVの継続が最長の9ターン
・SPD値の高いマキアスやガイウス、硬直の短いクラフトを使うラウラやデュバリィのSPD大が残1になったら、強化状態を延ばすために使う
第2章:ステータス強化(SPD)
SPDは他のステータスと異なり各キャラクター毎に上乗せできる上限が決まっており、アーツとクラフトどちらで攻撃するにしても駆動や行動後の硬直に関わるため全ステータスの中で最も重要性が高い。強化はSPDの小だと1.15倍、中で1.30倍、大は1.45倍になる
SPD値が影響する戦闘事象
1.開戦直後に敵より早く行動ができる
・デミウルゴス戦のエンカウントは通常戦闘扱いなので、アドバンテージは発生しない
・アタックメンバー(AM)のSPD値が低いと先制を許してしまい、先に攻撃を受ける
・最初の攻撃権を取られると「絶対反射」オーダーや絶対遅延の割込Sクラで回避しようにもできない
・HP/DEF/ADF値や回避率が低く異常対策をしていないと、初撃だけで戦闘不能者が出る
→先制確保できるSPD値の目安は410以上あれば大丈夫
・基礎SPD値が100~120くらいなので、装備装飾品とクオーツで300程度上乗せする必要がある
・服Ⅳで9、天靴で25(雪駄だと30)
・装飾枠は創星50×2で100
・MQとSQを合計したSPD値の平均は約25
・時属性クオーツ3種(黒耀35+韋駄天30+狂骨30)で95
・ここまでで約260上乗せできる、あとはロストアーツ(天20や星20)を装備してやっと400超え
・各チームに必ず1人はSPD410超えの先制確保要員を作ること
・できれば410超が2人いると戦闘開始後の選択肢が広がる
・事前の編成で各チームのAMの先頭にSPD値の高いメンバーを配置しておく
・サポートメンバー(SM:編成の右側4人)に置いていても先制には影響しない
・SPD値は高ければ高いほど良いが、積むほど火力が犠牲になるのでバランスが大事
2.アーツ発動までの詠唱時間が短くなる
・全アーツには詠唱ディレイ値がある
・例えばロストアーツの天(メルヴィル・レイ)には1400が設定されており、SPD200の者が詠唱した場合、発動までのディレイは7(1400÷200=7)
・ここに魔王煌珠(詠唱短縮2/5)を装備すると発動までのディレイは2まで短縮される(1400×2÷5÷200)
・アーツの詠唱時間は最短で1(ただしトヴァルオーダー時はゼロで発動)
3.行動後の硬直時間が短くなる
・全ての行動にディレイ値がある
・例えばSクラフトには4000が設定されており、SPD200の者が発動した場合、次の行動ができるまでのディレイは20(4000÷200=20)
・ここにマスタークオーツのブルーレオ(Sクラフト硬直4/10)を装備するとディレイは8まで短縮される(4000×4÷10÷200)
第3章:ステータス強化(HP)
雫水で強化できるHPの上限は99999。一部のクラフトやアーツでこの上限を引き上げることができる。
マクバーンの火焔魔人(150%回復)
・HP99999の状態で、使用するとHPは149998まで増える
ロストアーツのグラール・セラス(200%回復)
・HP99999の状態で、使用するとHPは199998まで増える
注意!
・マクバーンのの火焔魔人使用後にグラール・セラスを発動させてもHPは199998止まり(30万弱になるわけではない)
・逆にグラール・セラスを使用後に火焔魔人を発動させるとHPは199998から149998まで減る
第4章:ステータス強化(STR/ATS)
与ダメージ系のステータスを段階的に強化した時の与ダメージ差を検証
STR強化
・小だと+1~5%、中で+15~19%、大になると+26~31%
ATS強化
・小だと+11~22%、中で+31~43%、大になると+48~59%
▼実戦編でのステータス強化を解説
アーツ編
・ロストアーツを使う9人はATS系の与ダメに全振りするのでSPDを底上げする余裕がない
・そのため、隊列ではSMで待機となる
・そうするとBC戦ではアイテム係の「アイス・オブ・ソレイユ」で一気にATSとSPDを大強化という手段が取りにくい
・A戦でもクロウをCに回してしまったので、ローゼリアオーダーの大強化が使いにくい(ティータオーダーのBP消費が4なのでBPが足りない)
・必然的にこの9人にはATS大強化のあるMQを装備させることになるが、戦闘開始直後に条件なしでATS大強化のあるMQは7種類(ベオウ、モルガ、デュナ、エンブ、カリバ、ティタ、ヤルダ)しかないので、2人足りない
※タリスとエリクは危機(HP20%以下)状態にならないと効果が発動しない
・Cのクロウは「ディスティニーブルー」で代替可能
・もう一人はロストで削るHPが一番少ないB戦のアーツアタッカーは強化なしでも削り切れるので、ATS強化は不要
クラフト編
クラフトアタッカーにはSTRとSPDを大強化が必須
・BC戦はアイテム係がいるのでAM全員を「B&Oスペシャル」で一気に強化
・A戦はクラフトとオーダーの連続組み合わせで大強化する必要がある
▼
1.ユウナのクイックスター改でAM3人のSPD中強化を付与
2.ユーシスのノブレスアークでSTRとATS、SPDを小強化(SPD中+小→大)
3.ティータのブラストフォースでSTRとDEFを中強化(STR小+中→大)
クラフトブレイカーの3人はSTR大強化が必須
・Cのマクバーンは火焔魔人があるのでMQやオーダーは不要
・Bのエステルはアイテム係の「B&Oスペシャル」対象外なので、MQレグスで代用
・Aのミリアムはクラフトアタッカーの3人と一緒にオーダーの組み合わせでSTR大強化を実現
※被ダメージ系のDEFとADFの検証はデミウルゴス戦でできなくはないけど、実戦で被弾する可能性がないのでとりあえずスルー
第5章:ディレイ(基本)
戦闘時の各行動には値が定められており、これを各キャラクターのSPD値で除したものが硬直(ディレイ)。この値を小さくすればするほど次までの行動が短くなる。
▼分子となる主な行動の値
4000=Sクラフト
3000=Aクラフト
2500=Bクラフト
2000=Cクラフト
1500=Dクラフト
1400=ロストアーツ駆動~発動、ロストアーツ発動後、特殊な攻撃クラフト
1000=Eクラフト(自己強化)、移動、アイテム使用
500=Fクラフト(一部の自己強化)
0=Zクラフト(特殊な自己強化)、オーダー、クロノバースト、クロノバースト直後の行動、アーツの駆動開始、トヴァルオーダー展開中のアーツ発動
▼分母となるSPD値
・SPD小強化=1.15倍、中強化=1.30倍、大強化=1.45倍
(例)
・SPD200で強化なしの場合、硬直4000のSクラフトを発動するとディレイは20になる
・同じ条件でSPDを大強化すると、13まで短縮される(4000÷(200×1.45)≒13.79)
▼特殊な硬直の増減要因
×10倍 ABC戦でのデミウルゴスの攻撃「因果の楔」(3カウント)
×1.5倍 マスタークオーツ「ゴーズ」装備時のクラフト使用時
×0.X倍 フィーのオーダー「ゼファーテンペスト」など展開時
※加速クラフトまたは加速オーダーを使うと、敵の攻撃順番の前に持ち上げられる(それまでたまっていたディレイ値はリセットされる)
第6章:ディレイ(アーツ)
・ロストアーツを使う9人はSPD値を積み上げる必要はないものの、ひとつの目安となるのが「215」。
・アーツブレイカーは駆動に時間がかかるとデミウルゴスに攻撃順が回ってきてしまうので、1400の冥(ロード・レグナリオン)をD1発動が必須
・駆動短縮効果(2/3)のあるロアを2つ装備して、更にSPD大強化状態ならば1.45倍となるので、D1発動が可能になる(622.2÷311.75≒1.996)
※冥の駆動開始時点でSPD大強化の必要がある(駆動開始後にSPDを大強化しても1.45倍は適用されない)ので必然的にステータス全強化の「モルガ」「エンブ」「ベオウ」をアーツブレイカーに装備することになる
※アーツアタッカーの6人はデミウルゴスのブレイクバックまでにロストを撃ち込めばよいので、D10以上の余裕がある。そのため事前にSPD値を積み上げる必要はない。ただあまりにも駆動時間が長いとブースト持ちとのリンク調整が難しくなるので魔王煌珠(駆動時間2/5)を装備してさっさと撃った方がよい。
第7章:ディレイ(クラフト)
クラフト編
・クラフトアタッカーの12人はSPD値を最低でも「345」は確保したい。
・硬直3000のAクラフトがメインウェポンならSPDを大強化(*1.45)すればD5で発動できる(3000÷500.25≒5.997)
・このD5というのがポイントで、デミウルゴスをブレイクするとD10が発生するが、D6だと1回攻撃したらデミウルゴスの行動の後ろに回るが、D5なら2回クラフトが叩き込める余裕ができる
・先制確保のSPD410超メンバーは「414」まで頑張って上げればAクラフトはD4に(3000÷600.3≒4.997)
第8章:ディレイ(特殊)
▼硬直ゼロで発動できる自己強化クラフト
ロイドのバニング(STR/SPD/DEF中強化)
リィンの無想合一(STR/SPD/DEF/ADF大強化)
クルトのブレイド(STR/SPD中強化)
クロウのデスブル(STR/ATS/SPD大強化)
マクバーンの火焔(STR/ATS/SPD大強化)
→硬直ゼロなので連続行動できる
▼特殊な攻撃クラフト
・ティータのヘヴィとチャフは硬直3500くらいありそう
・デュバリィの剣帝は1400、神速は1200くらい
▼その他
・自己強化のFクラフト(硬直500)を使う時、戦闘画面左上には「D0」と表示されるが実際はD1消費している
・クロノバーストは連続行動できるので、通常硬直が4000のSクラフトでも「クロノバースト→Sクラフト→行動」とすると実質ディレイゼロでSクラフトを発動できる
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