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造作と家具ー生活の美学ー 『住宅建築』No.508/空席わずか!10月30日トークベント


住宅建築2024年12月号 No.508

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特集 造作と家具 ー生活の美学ー

 谷口吉郎は著書『清らかな意匠』(1948年)で、美しい建築を作るうえで、「意匠」の重要性を訴えた。柳宗悦らによる民藝運動は、暮らしのなかに「美」を見出した。住宅は、建築空間と日々の生活が切り離されることなく一体となって、変化も受け入れながら住まい手らしい場所になっていく。造作や家具は脇役と捉えられることもあるが、住まい手の生活や個性、つくり手の意識が、目に見える「形」、身体に触れる「形」となって現れる重要な要素と言える。建築と人を繋ぐ「造作と家具」に焦点を当てて紹介する。

特集冒頭から引用
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写真=笹倉洋平

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目次

特集
造作と家具 ー生活の美学ー

響き合う空間とディテール
碧南市の住宅  設計=服部信康建築設計事務所

構造と造作、無垢と合板のバランスを追求する
名古屋市の住宅  設計=服部信康建築設計事務所

交差する造作と視線
国分寺の家  設計=森田悠紀建築設計事務所

造作が生む居場所
高尾の家  設計=アトリエムスタ設計室/黒澤彰夫

水之江忠臣
小椅子が伝えるリ・デザインの精神

家具におけるテクニカル・アプローチ 水之江忠臣

水之江忠臣のデザイン思想―—生活のまなざし 
文=出口順平

天童木工本社工場
生産の現場を訪ねて

特別記事
暮らしに寄り添う住まい

落ち着いた暮らしのための仕掛け
中庭のある家Ⅱ  設計=神家昭雄建築研究室

夫婦と猫の暮らす程よい住まい
東紀寺の家  設計=美建設計事務所/石井智子

大屋根が集う家族を優しく包み込む
散歩の家  設計=宗像秀展+八光建設SIMOKU

シリーズ
森と人と建築と 第24回
竹建築が紡ぐ未来 その2 環境建築のニューフロンティア

企画・監修=落合俊也

インタビュー マーカス・ロズリーブ(CLA and CLC CEO)

研究室からフィールドへ 第48回
段丘崖のため池

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
岩城和哉+東京電機大学岩城研究室

連載
次代の建築家 第17回
和邇のコート・ハウス
  設計=design it /池田隆志+池田貴子

和の世界の空間探求 第2回
江戸の和のメタファー
 企画・監修・文=服部岑生

INTERIOR -Feeling of Connection- 第36回
Brady + Walker MIKI TAKASHIMA

手描き図面に込めた想い 第20回
鬼頭梓の建築 その2

東京経済大学図書館 
監修・文=松隈洋

書評
『世界への信頼と希望、そして愛 アーレント『活動生』から考える』
(林大地 著、みすず書房)
評者=島田純一郎

雑誌の概要

書 名:住宅建築 No.508(2024年12月号)
著 者:建築思潮研究所 編
発行日:2024年10月19日
価 格:2,860円(税込)


次号予告

住宅建築2025年2月号 No.509
12月19日発売

【創刊50周年企画】
〈特集〉
地域のなかの建築 地域を育む建築
堀部安嗣
木村敏
松本有未

能登のこれから
橋本浩司
岡田翔太郎
奈良雄一
日本民家再生協会

〈特別記事〉
挿入と減築が生み出す新たな暮らし
多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN

ほか


※本記事の内容は、本書『住宅建築No.508』もしくは住宅建築WEBサイトから引用しています。


残席わずか! 10/30トークイベント

イベント会場は大阪ですが、オンライン視聴も可能です!
詳しくはこちら↓をご確認ください。