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作り手と住み手をつなぐ住宅・インテリア・庭の専門誌の紹介/建築・設計のプロ・学生、建築やインテリアが好きな人にも!

こんにちは。
これまで宅建や建築士といった資格取得のための書籍をご紹介してきました。読者層は、その道のプロになる前の皆さんですね。

今回は、プロになる前も、もちろん資格を取ってプロとなった後も、情報収集に息抜きに、ぜひ読んでいただきたい雑誌があり、ご案内をさせてください!


業界のプロが読む、住まい・インテリア・雑誌の専門誌

定期刊行している雑誌が3誌あります。
隔月発行の『住宅建築』『CONFORT』、季刊発行の『庭』です。

『住宅建築』は住まい、『CONFORT』はインテリア、『庭』は言うまでもなくについてです。
それぞれコンセプトはありますが、共通していることは「住まいと、そこでの豊かな暮らしを実現する」ための情報をお伝えすることです。そのために、建築家や設計者、インテリアに関わる作り手たちが、どのように考えアイデアを形にしているかを発信しています。

住宅、建築、インテリア、庭。本誌を読めば、これらの日本文化や伝統の側面をはじめ、新しいトレンドを取り入れながら進化していく業界を知ることができるでしょう。

「住まいや空間をデザインしてもらいたい!」建築家やデザイナーを見つける

各誌では、設計事務所や建築家、デザイナー、造園会社などの情報も掲載しています。
専門家の方だけでなく、これから家づくり、空間づくり、庭造りを考えている方にとっても、構想の解像度を上げたり、広がりを持たせたりすることに加え、理想や夢を形にしてもらうための専門家・パートナーを探す場としても活用していただけると思います!

各誌の概要をご覧いただき、ぜひお近くの書店でお手に取ってみてください。きっと、気になる建築、庭、インテリア、アイデア、情報に出合えるはずです。


『住宅建築』『CONFORT』『庭』の紹介


よりよい住まいづくりを考える『住宅建築』

――住宅建築について

1975年創刊の『住宅建築』。2023年8月号をもって500号を迎ました。
創刊号からのモットーは「文化としての住まいを考える建築専門誌」。
設計者と施行者、住まい手を繋ぎ、よりよい住まいづくりを考えていきます。

各号では、写真やディテールを含む図面を豊富に掲載し建築の魅力を伝えるとともに、地域に根差した住まいのあり方や快適性、歴史性などを多角的な視点で紹介。
素材生産の現場、インテリア、庭、土木、芸術など他分野との関りも大切にし「住まい」をより幅広く、かつ掘り下げています。

2024年で創刊50周年を迎える今、時代を超える建築の価値について考え、「住まいとは」「建築とは」を問い続けます。

*概要
発行月:隔月刊(偶数月の19日発売)
著者:建築思潮研究所 編
判型・ページ数:A4・約150ページ
本体価格:2,600円+税


インテリアを作るための情報と知識『CONFORT』

――CONFORTについて

1990年7月に創刊したCONFORT。
CONFORT(コンフォルト)とは、スペイン語で「心地よい」を意味します。

本誌のテーマは「本質的な心地よさを追い求める」です。
光や空気、空間のボリューム、動線や音、まわりの環境との関係、床・壁・天井や家具、それぞれのデザインや素材の質感など、そういったものがどう在れば、そこに身をおく人が心地よく感じるかをインテリアの視点から掘り下げています。

設計、デザイン、施工などインテリアを主体的に「つくる」方、日本のインテリア環境をよりよくしてゆきたいと願う方に、実践的な情報と普遍的でベーシックな知識を伝えていきます。

*概要
発行月:隔月刊(奇数月の5日発売)
著者:コンフォルト編集部 編
判型・ページ数:A4変判・約144ページ
本体価格:2,000円+税


心の豊かさを生む『庭』

――庭について

1976年10月1日に創刊した当時、日本で唯一の庭園誌でした。
創刊から現在に至るまで、庭と人との関わり、庭と建物の関わりにスポットをあて「庭の今」を伝え続けています。
日本の文化である「庭」。その文化を継承しながら、人々の暮らしを支える造園像、庭像の今と未来を考え、伝えます。

人々の心を豊かにし、暮らしを支える「庭」をより良くするための技術、知識、情報を、作庭家や庭師、造園業者をはじめ施工会社、建築家や施主など広く住宅の作り手や住み手に発信していきます。

*概要
発行月:季刊(1・4・7・10月の1日発売)
著者:neuf(澤田忍) 編
判型・ページ数:A4変判・約120ページ
本体価格:2,700円+税


今後、各号について紹介していきますので、気になった方はこれからも引き続きチェックしてください!