Keisuke Fukaya

地元愛知県の東愛知新聞に毎週火曜日にエッセイを執筆中。 1998|YouTuberからJ1リーガーになった変な人|現在はプロを引退してサッカーの普及活動をしたり、新たな事業に挑戦している途中です。

Keisuke Fukaya

地元愛知県の東愛知新聞に毎週火曜日にエッセイを執筆中。 1998|YouTuberからJ1リーガーになった変な人|現在はプロを引退してサッカーの普及活動をしたり、新たな事業に挑戦している途中です。

最近の記事

サッカーは人生の縮図 2

私は、プロサッカー選手になった。しかし、1年で引退をすることになった。大きなショックを胸に仕舞い込みながらこの先どうしようかと悩んでいた。やりたくない仕事をするか。はたまた自身の好きなことを仕事にするために挑戦をするか。 お金がすぐに発生するがやりたくない仕事をしなけれないけない、言わばローリスクローリターンの前者。いつ仕事としてお金がもらえるかわからないけどハイリスクハイリターンの後者。 悩んだ末に、私は後者を選んだ。 何故か。決め手となったのは、私の高校選びだった。

    • サッカーは人生の縮図 1話

      東愛知新聞 8月6日 掲載 サッカーは人生の縮図(1) 皆様、初めまして。愛知県豊川市出身、愛知県豊橋市在住、元Jリーガーの深谷圭佑です。皆様の毎週の楽しみの一つとなれるよう頑張りますので、最後まで読んでいただければ嬉しいです。 私は「クリエイティブアスリート」と勝手に名乗り活動する26歳です。YouTubeやInstagramへの投稿が仕事として成立するように価値を生み出したり、東三河初のJリーグチームを作るため、SC豊橋アゼリアという社会人チームで選手として活動する

      • お久しぶりです

        継続って難しいーーーーーー!! 前に書いた記事、びっくりするほど前やん。 ちょっと久しぶりに書きます。でもめっちゃ短いです。 何事も小さく始めることが大事。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 「RPG」 いつのまにか26歳を過ぎた。 少年から見たら、私は大人に見えるのだろう。 私も少年の頃は、どんな大人も立派に見えた。 全員が年齢と比例して見た目・知識・行動力も成長していくものだと思っていたけど、実際は少し違うみたいだ。 年齢は単なるプレー時間で 経験値

        • 忘れられない日|親友がプロになった話|夢、追えよ。

          365日という時間は、短いようで長いようだ。 10月14日、13時15分。 誰かにとっては何でもないただの1日。 私にとっては忘れることのできない1日。 ・ ・ ・ 1年前。 2022年10月14日13時15分。 サガン鳥栖から契約満了を告げられた瞬間だった。 あれから365日が経った今日。 強く思うことがある。 それは、 365日という時間は 夢を叶えるには、あまりにも短すぎて、 夢を諦めるには、あまりにも長すぎる。 ということ。 隣にいた親友が、夢を叶えた。 小学

          契約満了Jリーガーの、末路と活路。

          2021年8月 「来季から契約をしましょう。」 2022年10月 「来季の契約はしません。」 あまりにも短すぎるプロサッカー人生だった。 ↑こちらの記事を読んでから、読むことをお勧めします。 綱渡りすぎた半年 一般的に契約満了になったサッカー選手は、3通りの道に進むことが多い。 1つ目は「カテゴリーを落としてサッカーを続ける道。」 この道では、プロとしての給料が十分に貰えない場合があり、掛け持ちの仕事をしながら、再び十分な給料がいただけるカテゴリーに返り咲くことを夢

          契約満了Jリーガーの、末路と活路。

          これは、チャンス。

          雲一つ見つからない空。 それが嫌味とさえ思えた。 トレーニングが終わり、昼食を食べていると後ろからスタッフの声が聞こえた。 「深谷、後から部屋に来て」 「わかりました」 小さな部屋の扉をたたいた。 「失礼します。」 目の前にあった椅子に腰をかけた。目の前には強化部の方々。 窓から入る光のせいで、空中に散らばる塵たちが鮮明に見える。 やけにこの部屋は明るいな。そう感じた。 眩しそうな私の目を見たスタッフがブラインドカーテンを締めて光を遮った。 一気に部屋は暗くなった。

          これは、チャンス。

          ”breaking football”

          音が鳴り響くスタジアム。そこでプレーをするプロサッカー選手。拍手と歓声、チャント、落胆の声で自らを表現するサポーター。勝ったチームには笑顔が許され、拍手と喝采。負けたチームは、熱狂的なファンにより怒号を浴びせられる。町では少年少女がボールを追っている。そんな少年少女をビールを片手に応援する近所のおっさん。アスファルトの上でフットボールを楽しむ青年たち。仕事帰りは、決まってフットサル場で死闘を繰り広げる社会人たち。土日は、フルピッチで試合をする。あれ、あんなところでは女性チーム

          ”breaking football”

          俺には作り上げたいカルチャーがある [後編]

          後編では、カルチャーを作る方法についての話をする。 まだ前編を見ていない方は、こちらからどうぞ。 フットボールカルチャーを作り上げる。それは、俺がしたいこと。でも、カルチャーを作りたいんだと叫んでいても、カルチャーはやってこない。俺たちが行動をしなければいけない。 フットボールカルチャーの作り方まず最初に、カルチャーを作り上げるための最強の武器になるものがある。 それは、インターネットだ。 しかし、闇雲にインターネットという大海にコンテンツや想いを投げても誰も気付いてく

          俺には作り上げたいカルチャーがある [後編]

          俺には作り上げたいカルチャーがある[前編]

          フットボールカルチャー 音が鳴り響くスタジアム。そこでプレーをするプロサッカー選手。拍手と歓声、チャント、落胆の声で自らを表現するサポーター。勝ったチームには笑顔が許され、拍手と喝采。負けたチームは、熱狂的なファンにより怒号を浴びせられる。町では少年少女がボールを追っている。そんな少年少女をビールを片手に応援する近所のおっさん。アスファルトの上でフットボールを楽しむ青年たち。仕事帰りは、決まってフットサル場で死闘を繰り広げる社会人たち。土日は、決まってフルピッチで試合をする

          俺には作り上げたいカルチャーがある[前編]

          努力が報われない貴方へ

          「努力は必ず報われる。」 この名言には一回たりとも共感したことがない。 成功者とは特別な才能の持ち主だけだ。私とは無縁である。 そう思い、日々を過ごしてきた。 小学校5年生の時にサッカーの愛知県選抜に選ばれた。 私のサッカーの実力は誰から見てもわかるほど選抜内で劣っていた。何故、同じ5年生なのにこんなにも差があるのだろう。そう疑問に感じたと同時に早々と「プロサッカー選手にはなれない」と悟った。私の小学校の頃を知る者に、私がプロサッカー選手になったと伝えても、簡単に状況を

          努力が報われない貴方へ

          最近観たNETFLIXのオススメ#1

          ついに、この企画ができることにワクワクしています。 2022年になってから、26作品(ドラマシリーズも含む)を観てきました。このペースで行くと一年で200作品ということになります。間違いなくシーズンハイです。これまで、たくさんの好きだと思う作品に出会ってきました。そして、僕自身、そこまで世間の一般的な映画に関する価値観と相違しているわけではないので、(良いと思った作品を見終わった後にネットで作品について調べると大体、皆さんからの評価も高い所から推論)皆さんにも楽しんでもらえる

          最近観たNETFLIXのオススメ#1

          深谷、NOTE始めたってよ

          みなさん、初めまして。 タイトルにもあるように、NOTEを始めました。実は、本名を明かさずにNOTEをたまーに更新していたのですが、なぜ本名を隠してやるのかという問いの答えが、浅はかなものだったことと、一人のプロサッカー選手として発信していくことの方が有意義になると感じた為、始めました。 初めての投稿なので、まずは軽く自己紹介をしようと思います。 ちなみにこのNOTEは残り3000字程度ですので3・4分間もあれば読み終えることが可能です。 名前:深谷 圭佑(ふかや けい

          深谷、NOTE始めたってよ