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自分を壊し続ける2021年に。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
トップ画像は実家に置いてあった僕の昔の写真。天使のようだし、あと自転車にも乗っている。あまり変わってない、とよく言われる。たしかに今も自転車に乗っているし、あと天使だと自分でも思う。
さて、2020年は、他の誰にとってもそうであったように、僕にとってもおおきな変化を強いられた1年だった。
ただそこで僕が他と違ったのは、
強いられた以上に勝手に自分で変化して、勝手に超テンパったということだと思う。
いやー今年はテンパった。ほんとに。
以下に2020年のイベントをまとめる。
<2020年のイベント>
・新婚旅行で初ハワイに行くも、妻のツワリが始まりほぼボケーっとして過ごす。このときツワリとはまだ気づいておらず、「タイミング悪いなこいつ」と心無い感想を抱く。後に自分の器の小ささと判断の拙速さに凹む。
・長年勤めた企画組織から、半分現場みたいな組織への異動を言い渡される。即座に退職を想起する。
・でもやってみると学びが多くて、拙速な決めつけをした自分に凹む。
・複業の自転車アパレルがコロナ禍で月間最高益を叩き出す
・転職する
・娘が生まれる
・引っ越す
・会社を作る
転職〜企業〜出産のあたりは別のnoteにまとめているので、もしご興味あれば御覧ください。時代の寵児です。
<学び/変化>
・4年半お世話になったリクルートでの最後の仕事は、1年目だか分かんないピヨピヨの2年目を相手にしたマネジメント業であり、かつ自分自身は全くやったことない業務だった。異動を言い渡された瞬間は即座に退職を考えた。
・と思いきや、悩んでいることを上の人や横の人、斜めの人に打ち明けると引くほどサポートとアドバイスをいただき、示唆をもらいまくる。メンバーからも、屈託のない笑顔も忌憚のない文句ももらえるようになり、仕事では数回メンバーを受賞台に送り出せた。
・「自分なんている意味ない」という状態から、「僕がいなくなっても彼らが成長し続けられるようにしたい」と言えるようになるまで意識が変わった。
・このとき学んだこと。「現地現物を見る/やってみる」「人の話を聞いているときに、次に自分が言うことを考えない」「言動だけを見てジャッジするのではなくその背景を想像し、確認する」「先輩とか後輩に関わらず、誰からも学ぶつもりで謙虚に接する」「いつ誰が聞いていても後ろめたいことのない発言/行動を心がける」忘れないようにしたい。
環境に大きな変化があった2020年、
個人的には大小様々な価値観が崩壊していった1年だった。
仕事とはそんなに尊いものなのか?
よく生きるとはどういうことなのか?
ノブレス・オブリージュなんてほんとにあるのか?
僕に何が変えられるというのか?
今だに答えが出ない疑問の中をぐるぐる、ぐるぐる。
<そこで2021年は!>
これらの問いに答えを出しにいく、
のではなく、もっと自分の中にある、凝り固まった部分、考え方や価値観に気づいて、これをほぐして、溶かして、外に出して、さらけ出して、叩かれたり、温められたりしたい。
そんな年にしたい!
具体的に一つ言うと、僕は人に助けを求めたり、できませんって言ったりすることが超絶苦手で、しかも引っ込み思案なので知らない人とかに積極的に話しかけたくない。
だから、そういうことをあえてやる、そんな1年にしよう。
というわけで、今年挑戦してみたい、ということを下記に列挙していきます!「この人助けてくれるかも」って思ったら助けを請いに行くので、生暖かく接してください。
youtube事業「FRAME」責任者として
この1月から、転職先の主力事業であるyoutubeチャンネル「FRAME」のグロースを正式に任せていただけることになりました。
まずは何も言わずに、これを見たら全員チャンネル登録をお願いします。
FRAMEは日本で一番初心者に優しい自転車メディア(のつもり)で、これから自転車を買おうかな、という人から、すでに楽しんでいるけど、もっと楽しみたい!という人まで向けに情報を発信しています。
ユーザーサイドにおいては、企画力/マーケティング力を伸ばすことを起点に、より楽しんでもらえるコンテンツを作り、ファンを増やし、データを分析してもっと面白いコンテンツを作る、というサイクルを回してゆきたい。
クライアントサイドにおいても、ともすれば「動画作り屋さん」になりかねない現状からもう一段進化し、PRや広告、オフラインやコミュニティなんかも含めたマーケティングソリューションやコミュニケーションプランニングまでご提供できるような存在になりたい。
一歩目として、ユーザーインサイトを捉えるリサーチサービスや、膨大な視聴者データを活用したアナリティクスサービスをメニュー化したい。
が、Webマーケもコンテンツ企画もソリューション提案も素人なので、「あ、そこ私詳しいぜ」という方は、知り合い/そうでないに関わらずぜひお声をおかけください!連絡先はこちらです。→k.yoshida1330@gmail.com
株式会社Bikescape代表取締役として
あまり人に言ってないけど、実は2020年10月に株式会社Bikescapeを設立し、代表取締役に就任した。
「何の会社?」と聞かれることが多いので、下記にビジョンとミッションを掲載しておこうと思う。これは僕の人生のビジョン/ミッションと符合している。
自転車業界は、令和の時代にあって、未だ昭和の遺産とも言うべきの商慣習が色濃く残っている。
それは欧米主導のプロダクト開発であったり、メーカー主導の流通であったり、(他業界と比較したときの)DXの遅れであったり。
これまではそれでも成り立つ事業環境だったのだろう。それにそもそも気がついていなかったり、気がついていても、ケツに火はついていないため変化を迫られることはなかった。
しかし業界の人もバカではないため、環境の変化に気が付き、行動に変化を起こし始めている。
おそらく向こう3年もすれば、自転車がユーザーの手に届くまでの仕組み、手に届いてからの体験価値は大きく変化するだろうと捉えている。
その中心で変化の渦を巻き起こす(予定)なのが僕であり、僕の会社。
あなたにとって、自転車をもっともっと身近で楽しめる存在にします。
そのために僕は生きています。
具体的にやること
・FRAMEチャンネルをグロースさせたい
まずはyoutube極めるという戦術的な部分と、隣接領域(ヘルスケア/メディテーション/アウトドア/フィットネス/ストリート/ファッション/旅行/コーヒー/カメラ)とのファンの流通みたいなことを構想。
youtube詳しいぜ、というかた、一緒に何かできそうな方、ぜひ助けてください。
・Webサービス「Bikescape」をリリースしたい
上記ミッションで言えば「近づける」の文脈で、自転車をこれから買う、という段階の人から、すでに持っており楽しんでいる、という人まで(最終的には)便利に使えるサービスを開発中。上半期中のローンチを予定。将来的にはアプリ化も予定!
一緒に自転車の楽しさ、素晴らしさを広めたい方、ぜひお声掛けください。一緒にやりましょう。というか手が足りないので助けて下さい。
・本を出版したい
僕自身、自転車に人生を救われたと、大げさでなく思っている。
だからみんなにも自転車に乗ってみてほしいと心から思ってる。
んだけど、「自転車いいよ!元気になるよ!乗ってみてよ!」と叫ぶだけではなんというか、無責任に思う。
だから、自転車の何がいいのか、なぜいいのか、みんな乗るとどうなるのか、ってことを、ちゃんと調査して、人に教えを乞うて、それをちゃんとみんなに広めたい。早速海外の論文を翻訳して読んでみたりして、知識ベースでは少しずつ蓄えができつつある。
そのひとつの目標として、でもあるし、また本を書くことでそういうことやりたい人なのね、という広報になり、そういう情報が集まったり、仲間を集めやすかったり、事業を回しやすくもなったりするのでは、と副次的効果も期待して、本を出版する、ということにトライしてみたい!
ちなみにCo-Founderの村上が勢いで書いた企画書の冒頭がこちら。
構想段階なのでちょいちょい引っかかる部分はあるけど、ぜひご覧頂きたい。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、社会は一変した。移動の制限、三密回避は様々な業界に大きな打撃を与え、その一方でこれまで重要視されていた「リモートワーク」による生産性向上などを一気に推し進めることとなる。そこで注目されるのは、都心から地方への居住地のシフトや、オートキャンプや釣りといった自然を満喫するホビーへの関心の高まり。デジタル上で経済活動を行いつつ、物理的なライフスタイルの中心はどんどん自然へと回帰しつつある。GDPや年収といった経済文脈の定量指標から、他者との比較を前提としない自分なりの幸せのあり方「Well-Being」を志向する人が増えている。
そこで注目されているのが、「自転車」だ。満員電車での通勤を避けるため、自転車通勤を推奨する企業が増えている。また、都道府県をまたぐ移動への懸念から、近場をエキサイティングに楽しむ「マイクロツーリズム」の手段として自転車への購買意欲が高まり、販売大手のあさひ自転車はコロナ禍で最高益を達成した。
人類史において最も歴史が長く常に人類とともに進化をし続けたMobilityが「自転車」である。自転車は、2輪であることを基本としながら、姿形を変え、我々の経済活動を支えてきた。そんな自転車には、ニューノーマルの人々の幸せをつくり、ポスト資本主義における自然と共存した新たな経済システムを構築しうるMobilityへと進化する可能性を秘めている。
自転車メディア「FRAME」事業責任者、自転車の新しい流通システムを構築するスタートアップ「Bikescape」CEO、国産サイクルウェアブランド「vélo tokyo」オーナー。自転車ビジネスの最前線に立ち、自身も自転車を愛してやまない「吉田圭佑」が、自転車が個人と社会にもたらす可能性について語る。
自分で言うのも何だけど、読みたい。
でも、僕一人じゃできないので、助けてください。
・(自転車業界の方で)インタビューに応じてもいい方
・出版社にツテのあるかた
ぜひとも連絡ください!!本当に心からお待ちしています。
→k.yoshida1330@gmail.com
・自転車インフルエンサーに、おれはなる!
具体的には、自分のYouTubeチャンネルをもっとたくさんの人に楽しんでもらえるようにしたい。
何かを作るって、やっぱり楽しい。
ちょくちょく投稿してるんだけど、面白くないのか、あまり見られてない!笑
どうしたらもっとみんなに届くか、アドバイス下さい!
テキストの方が分かりやすい情報や、ビジネス関連、僕個人のことについては、noteで思考をまとめるのも続けてゆきたい。
書きたいテーマとしては、キャリアについて、仕事について、自転車とビジネスについて、自転車と健康効果について、自転車と精神状態について、自転車とポスト資本主義について、自転車とテクノロジーについて、たくさんある。
・65キロ台まで落としたい
70キロ前後をウロウロしてるので、ちゃんと絞る!!そのために糖質を制限し、年間で200日以上アクティブな日を作る。
・自分を省み続けたい
ありたい自分の姿、周りに与えたい影響、達成したい目標と日々のプロセスを大事にしたい。
そのために今年に入って継続している日々のチェックリストをもっと研ぎ澄ませて運用してゆきたい。
↓こんな感じで日々行動をチェックしている
まとめると
なにより、今想像できる未来におさまる、ということは、それはそれで安心するけど、僕が求めているものではない。
2019年の頭には、まさか自分が結婚してるとは、副業を始めてるとは思ってなかった。
2020年の頭にはまさか自分が転職、起業、東京脱出、育児休暇してるとは思ってなかった。
だから2021年も、ここに書いた以上のことがたくさん起きて、わけわかんなくなってテンパっていたい。
そのために。
想像の範囲に収まるやりたいことは、さっさと叶えたい!
頭を使いながら全力で走ります。
拙いことも多くご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、許してください。
あなたのおかけで、僕は生きていられます。
今年も、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは良いお年を!
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