カリフォルニア州司法試験
全米一難しいとされるカリフォルニア州の司法試験。
ニューヨーク州の司法試験と比較しつつ、そのメリットを整理してみたい。
非法曹・法学部卒業でもLLMを卒業で受験資格が認められる可能性がある。
→自分の場合、ニューヨーク司法試験は受験資格ありとのこと。
別途確認する必要はあるが、認められる可能性はありそう。
→結果認められたけど、一度は否決。カリフォルニアは民間企業(実質は個
人)が受験資格の審査を行なっているので、特に、法学部卒業が要件を満
たすかどうかは旧司法試験の機関と自分の卒業年数を踏まえた丁寧な説明
が必要。
プロボノ要件や実務要件がない。
→ニューヨーク州司法試験の場合は、弁護士登録のためには、
50時間のプロボノや、最低6ヶ月の実務期間が必要となるが、
カリフォルニア司法試験の場合はこのような要件がないため、
試験に合格しさえすれば、(リファレンスを行う必要があるものの、)
弁護士登録を行うことが可能となる。
ベンチャー支援により近い環境で働ける
→伝統的な業界ではなく、テック系のベンチャーはニューヨークよりも、
カリフォルニア・シリコンバレーに多い印象。
WEB3関連のベンチャー法務に携わりたいのであれば、
ニューヨーク州弁護士としてニューヨークで働くより、
カリフォルニア州弁護士資格をとって、
カリフォルニアでの就職を目指した方が近道。
→ベンチャーのためのロビイング系の業務は熱い気もする。
→弁護士としての登録ができれば、シンガポールなど、
アメリカ以外の地域で働くのもあり。