MPREの試験対策
MPREを受験して来たので忘れないうちに当日の状況や対策の内容をメモしておきたい。
■対策
試験の2週間前から勉強開始。
ThemisとBarbriの二つの無料教材を入手していたが、Themisの問題集には回答がついていなかったのでBarbriを採用。
最終的に解いたのはBarbriのPractice Exam(各60問×4セット)+MPREの公式問題集(各60問×2セット)の360問。
問題を解きながら間違えた問題は日本人ノートにマークorメモし、後で総復習できるようにした。
Barbriについては4セット終わった後で間違った問題を解きなおし(2週目)、そこでも間違った問題を更に解き直して(3週目)、よく間違える知識はルーズリーフ1枚にまとめた。
MPREの公式問題集についても間違った問題については1度解き直しを行い、上記のルーズリーフに知識をまとめた。
■勉強の流れ
最初の1週間でBarbriのPractice Exam 1を少しづつ解いて終わらせ、週末に時間を測ってPractice Exam 2を解いた。正答率は各55%、61%。
2週目の金曜日までにPractice Exam 3と4を終わらせ、土曜日の夕方までの時間を使って一度め解き直しと、マークしてあるところを中心に日本人ノートの読み直しを行なった。正答率は57%程度。
土曜の夜の時間を使って、MPREの公式問題集を本番のつもりで時間を測って解いた。正答率48%、焦る。
日曜の時間を使って、Babriの3週目、MPREの公式問題集の解き直しを行い、知識があやふやな所や、よく間違えるところをルーズリーフ両面1枚にまとめた。そして、夜の時間を使ってMPREの公式問題集のもう一つのPractice Examを時間を測って解いた。正答率70%、一安心。
試験当日は10時半から試験開始だったので、朝7時くらいから前日の公式問題集の解き直しを行い、どうしても間違えそうなものについては、ルーズリーフに知識をまとめた。
また、試験直前に会場近くのスタバで日本人ノートの読み直しを行い、試験開ギリギリまでルーズリーフの読み直しを行なった。
■試験会場の様子
基本的にはTOEFLと同じ。
ロッカーは特に案内されないので自分で開けて荷物を入れる必要あり。
ソファーがあり、直前までそこで勉強することも可能。
リュックサックやPCを持っていってもロッカーに入れれば問題ない。
受験中は、スクラッチペーパーの代わりに、プラスチック製のノートと、マジックが配られ、必要に応じてそこにメモを書くことができる。
会場は寒すぎるということもなく、基本的に快適。
■反省
Barbriの問題と実際の問題の傾向が異なる点に注意。Barbriでは基本的に一つの問題で一つの論点しか聞かれないが、本番では、複数の論点が関係する事例が出て、選択肢からベストなものを選ばせる問題が結構出る。
分野としても、Fiduciary Duty、第三者払い、訴訟法絡みの問題など、BarbriのPractice Examでは必ずしも多く問われないところからも出るので、1セット$60と値は張るものの、全て過去問で構成されている公式問題集の方が優先度は高いのではないかと個人的には思う。
■結果
なんとか合格…! もう一度受けなくて良いことに正直ホッとしつつ、本番試験(と期末試験)の対策を進めていきたい。