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決められないときに有効なアプローチとは~Pros/Consを使ってみよう~

仕事上で、たくさんの選択肢や案があって決められないこと
よくありますよね。

今回はそんなときに有効なアプローチ
Pros / Consをご紹介します。


|Pros/Consとは

 
先日、私が関わっている商品企画のミーティングで、
複数案からどの案に絞っていくか意見が分かれ
なかなか決まらないということがありました。

皆さんはそんなときどうされていますか?


いろいろな手法があると思いますが
Pros/Consも便利な手法です。


Pros/Consは、以前に
「決意・決断できますか?ビジネスは決意と決断の連続!」
でもご紹介しました。

よろしければこちらもご覧下さい。


今回はこの手法を少し深掘りしていきたいと思います。


Pros(プロス)/ Cons(コンス)はラテン語が語源です。

Pros は「賛成」
Consは「反対」

を意味し、もともとはディベート用語だそうです。


企画やプロジェクト推進の場面では

Pros(ポジティブ、メリット)
Cons(ネガティブ、デメリット)

というように考えると分かりやすいです。

|Pros / Consの用い方


例えば、A、B、Cの3つの案があるとします。

いきなりAがよいか、Bがよいか、と順番に議論するのではなく、

いったん、A、B、C案の
Pros: ポジティブな要素
Cons:ネガティブな要素

をメンバーで洗い出します。

このとき、
どの案がよいかというような議論はせずに、
すべての案のPros/Cons の要素を洗い出す
のがコツです。

必要ならPros、Cons 以外にも
補足情報やデータなどを付け加えましょう。

それらをメンバーで俯瞰しどの案にするかを絞っていきます。

絞れない場合は、さらに要素を増やしていきます。


全体を俯瞰できるので
ひとつひとつ議論していくよりも決めやすく、
納得もしやすくなります。

|Pros/Consはプレゼンにも有効


プレゼンのときも、Pros/Consは有効です。

プレゼンをするときは
自分がベストだと考える最終案を提示しますよね。

ここで、ひとつの案だけを説明するのではなく
このPros / Consをそのまま見せて
なぜその案にしたのかを説明すると
相手にも伝わりやすくなります。

もちろん、プレゼン用に分かりやすくまとめておく
ことは必要です。


自分が報告を受ける立場になって想像してみると
一択で説明されるよりも
複数の選択肢と選んだ理由が整理されているほうが
分かりやすく、納得できますよね。


ネットにもたくさん記事があがっていますので
検索してみるとよいかもしれません。


Pros / Consは
私がソニーに在籍していた頃にも
常に使っていた手法です。

企画検討時にも、プレゼンするときにも
とても便利な手法なので
まだ使ったことのない方は
ぜひトライしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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