企画は「仮説と検証」の繰り返しがカギ
企画は仮説と検証の繰り返しですが
これが企画の効果的な進め方といえます。
よくこんな相談を受けます。
「アイデアがなかなかでない」
「情報をどうやって集めていいか分からない」
「企画の内容がこれでいいのか悩んでいる」
新しい企画をスタートするときは
相談を受ける私でも
同じ状態です。
では
そこからどう企画をスタートさせていくか。
一緒にみていきましょう。
◇まず「仮説」を立ててみる◇
第一に
なんでもいいので仮説を立ててみましょう。
少し乱暴ないい方ですが
この “なんでもいい” がコツです。
まずは
これどうかな?
これもしかしたら行けるんじゃないかな?
この軸で情報集めてみたらどうかな?
くらいの気持ちでスタートしてみましょう。
最終的には
その方向とは
違った方向になることもありますが
まずはそのくらいの気持ちで
スタートすることで作業が進んでいきます。
仮説だから当たっていなくても良いのです。
確かめて ”検証” する
↓
良ければそのまま進む
↓
違っていれば軌道修正していく
これで良いのです。
もし違っていたとしても
違っていることが分かったことが
大きな前進です。
悶々と悩むより
小さな結晶の種のような仮説をつくって
それを元に調査したり
アイデアを発展させたりしていきましょう。
◇仮説からアイデアが生まれていく◇
実例をあげます。
私が前職ソニーで
医療系サービスの企画マネージャーのときのこと。
私含めメンバーも皆
医療系は全くの初めてでした。
そのため
次のように進めていきました。
まず何からやろうか……。
↓
社内の映像や音声の技術で
何か使えそうなものを洗い出してみよう(仮説)
↓
映像や音声が役に立ちそうな医療課題を
まずはインターネットで調べてみよう(仮説)
↓
それらの仮説から
それぞれ突き合わせて
具体的なアイデアをいくつか構想し
お医者さんや医療系に詳しい人にヒアリングし
軌道修正していきました。
◇「仮説」⇒「検証」から新商品が誕生する◇
軌道修正するときも
同じように ”仮説” をたて
それを ”検証” することの繰り返しです。
新規事業や新商品の企画は
自社内にも社外にも前例がない課題を
解決していくことになります。
正解かどうかわからない
やってみなければ分からないことは
すべて仮説と検証の繰り返しですね。
もし、何かをうまく進められない・・・と
悩んでいるのであれば
違っていてもいいので
まずは仮説をつくり、それを確かめていく
というアプローチを試してみてください。
ぜひたくさんの仮説を
たくさん検証していきましょう。
新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】
株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。