技術を活かしてみごとに業態変換~ミツフジの事例~
先日、京都のある大手メーカー企業様から研修のご依頼を
いただき登壇しました。
新入社員さんの1年締めくくり研修です。
研修と言っても私の場合は
依頼されたテーマについてみんなで
ワイワイいっしょに考えるスタイルです。
新入社員という誰の先輩にもなっていない
貴重な期間はこの1年しかありません。
同期同士団結し、良い研修になりました。
アンケートでも、とてもうれしい
フィードバックをたくさんいただきました。
私が今銀座コーチングスクールで立ち上げ中の
チームコーチングの要素についてもいろいろトライでき、
意義深い時間になりました。
|みごとな業態変換ーミツフジ株式会社
前置きが長くなりましたが本題です。
今回は、京都企業さんつながりというわけではないですが
京都の会社で技術を活かしてみごとな業態変換をとげた
企業さんをご紹介したいと思います。
ミツフジ株式会社
ミツフジは
1956年に現在の社長の祖父が創業されたもともとは西陣織の会社です。
いわゆる伝統産業の企業さんですね。
そして2代目の社長が
「銀メッキを施した機能繊維」を開発し
「抗菌靴下」
「電磁波シールドエプロン」などの
ヒット商品を数々発売。
これだけでもすごいですよね。
ただそのブームは終わり、
会社が厳しくなったところで、
外資のIT企業に勤められていた現社長に
事業承継されたとのことです。
そこから「銀メッキ繊維」を軸に事業を拡大し
現在はウェアラブルIoTデバイスを展開されています。
|自社技術を活かした新市場開拓
アンゾフの成長マトリクスでいう
"自社技術を活かした新市場開拓"
のすばらしい典型例ですね。
アンゾフの成長マトリクスについてはこちらから
多くの企業が新規事業を検討されていますが
どの方向に進んでよいのか見つけられない場合は
ミツフジの例などを参考に
自社の技術やノウハウでどんなところに役立てられるか?
を考えてみるのもよい手です。
もちろん一発で答えが出るわけではありません。
ミツフジも数々の見えないトライ&エラーを繰り返しているはずです。
ミツフジの現社長 三寺歩さんのインタビューです。
とてもよいので、ご一読ください。
私たちも自分たちの技術や強みを洗い出し
新規事業になるかもしれない小さな種を見つけて
それを育てていきましょう。
何か生まれるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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