議論で迷ったときは思いつくパターンを書いてみる
◇思いつくパターンをぜんぶ書いてみる◇
企画チームの支援をしていると
次のような議論がしょっちゅう発生します。
・Aの場合がよいのか、Bがよいのか、はたまたCか、、、困りました、、、
・そこまでも行かず、なんとな~くのイメージがモヤっとある
商品アイデアを出すとき
あるいは
企画推進の方法や課題解決について議論するとき、
このような状況がよく起こります。
メンバー同士、口頭でああでもない、
こうでもないとなるわけです。
そんなときは
「 じゃぁ、思いつくパターンを全部書いてみませんか? 」
と提案しています。
この方法、かなり威力大です。
◇思いつくままに書きだしてみる◇
ホワイトボードに書き出すでも、紙に手書きでも、
エクセルやワード、パワーポイントを使用するでも
なんでも構いません。
とにかく殴り書きでよいので
思いつくままパターンに分けてみる。
これがポイントです。
直感で構いません。
パターンA
パターンB
パターンC
のように並列でもいいですし、
派生パターンがありそうなら
パターンA
パターンB-1
パターンB-2
のように分けても構いません。
◇俯瞰しパターンを見つけることにより気づきが生まれる◇
パターン分けすることのメリットは
全体を俯瞰してみることができるようになることです。
口頭での議論では、どうしても
“今話していること” のみに注目してしまい、
ひとつずつについて良し悪しを議論することになります。
全体が俯瞰できないわけです。
人間はそんなに想像力はありません。
ひとつずつしか考えられないのです。
しかし全てを書き出し、パターン分けしてみると、
案外いろいろな考え方を整理できるものです。
この状況、本当によく起こります。
迷ったときは、迷わず、思いつくパターンを書いてみてください。
そしてそれを俯瞰して眺めてみてください。
何かが見えてきたり、整理されてくるはずです。
この作業は、チームでの作業だけでなく、一人作業でも使えます。
実際に私は個人タスクの整理でもよく行っています。
ぜひ一度試してみてください。
では今週は、迷ったときは迷わず ”パターン” を書いてみて、
どんどん整理していきましょう。
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