何から始めてよいのか分からないときは?~小さなことから始めてみる~
全く新しいことをゼロの状態から与えられたとき
何から手を付けてよいのか
途方に暮れることはありませんか?
今回の記事は、そんなときにヒントになるかもしれません。
|ゼロ状態から始める苦悩
例えば新しい企画を立ち上げるとき
テーマだけが与えられたが、何から始めてよいのか分からない
ということがよくあります。
様々な職種の中でも特に新規事業や商品開発に関わる方は
仕事がゼロの状態から始まることが多く
私もよく相談を受けます。
商品企画室の立ち上げや企画スタートの場合ばかりでなく
全く新しいことをゼロの状態から与えられたとき
何から手を付けてよいのか、本当に悩みますよね。
そんなときは上司からいくら
「バックキャスティングで理想の姿を考えろ!」
とか
「目標を明確に!」
とか言われても
それが描けないから困っているわけです。
では、どうすればよいのか?
|何か小さく手をつけてみる
何から手を付けてよいのか分からないときは
とにかく、まず
「何か小さく手をつけてみる!」
ことしかありません。
頭で考えるのではなく
実際に手をつけてみる
行動してみる
ことがポイントになります。
・とりあえず何かを調べてまとめてみる
・誰かに聞いてみる
・できるかもしれないことをリストアップしてみる
・誰でもいいのでそれについて話してみる
他にもたくさんあると思いますが
まずはこのようなすぐに手をつけられそうな
小さなことから始めてみましょう。
なんだそんなことか、と思われるかもしれません。
しかし、何から始めるか悶々として全く進まない状態より
小さくてもすぐに手をつけられることを始めることで
必ず何かが見えてくるものです。
|私の実体験から
私自身も、ソニーに在職していたとき
「医療系のサービス事業をたちあげろ!」
「ハードウェアではなくサービス事業が条件」
などというミッションを突然与えられました。
その時は医療系など携わったことが無いし
サービス事業というものがあまりにも漠としていて
さぁ、何から始めるか???
といった状態でした。
結局は
・自社内の技術の洗い出し
・ネットや書籍で粗く調査
・有識者へヒアリング
など、
とにかく手につけられることから始めたのです。
その結果、最終的にはやるべきことが見えてきて
企画を進めていくことができました。
|小さい行動から進む方向を見つけよう
ゼロ状態から小さな一歩を踏み出すことは
例えてみると
森の中にポツンといるなら、とりあえず1本木を切ってみる
砂漠にいるなら、とりあえずどちらかの方向に歩いてみる
こんな感じでしょうか。
その行動が有益かどうかは分かりませんが
有益であっても、有益でなくても進捗です。
有益でなかったというのが分かるということは
何かが判明しているということですよね。
そこから軌道修正して進んだ次の行動は
少なくともよい方向に向かっているはずです。
もちろん、
「しっかり考えて行動する」
に越したことはありませんが、
その考えも浮かばない場合は
いったん思いついた何かに手を付けてみてください。
必ず何かが見えてきます。
また、進めなくて悶々としているときでも
小さく行動することで
”進んだ感” や ”スッキリ感” が得られることもメリットです。
何から始めてよいのか分からず
悶々としているときは
直感で何かに手をつけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】
※ 株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?