「○○初」でファーストワンを伝えていくことが大切
前回の記事では
エンドユーザーだけでなくステークホルダーにも
ファーストワン(○○初)が有効だという内容をお伝えしました。
◇インパクトがある「○○初」も表現がポイント◇
せっかくの「○○初」であっても
伝え方によっては普通になってしまうことがあるので
注意が必要です。
例えば
「ファーストワン」にも色々あります。
少し前の記事ですが、こんなファーストワンを見つけました。
“ 自身初 ”
とは面白いですね!
実はこの記事の編集者さんと先日お知り合いになり、
とても興味深かったので少し尋ねてみました。
新しいこと、新しい試みというのはやはりインパクトがあるので、
そこを見つけてしっかり伝えるんです、とのこと。
たしかにそのとおりですよね。
一方でもし、このタイトルが
「『いつか挑戦したかった』 篠原ともえ ホテルユニフォームデザインを星野リゾートが採用 」
だといかがでしょう?
なんとも普通なタイトルに見えてしまいませんか?
「○○初」をしっかり表現しないと
せっかくのインパクトが半減してしまいます。
◇何をアピールしていくか、何を伝えたいのか◇
皆さんの新商品や新サービスにも、どこか新しいところがあるはずです。
世界初
日本初
国内初
業界初
地域初
いろいろなファーストワン(○○初)がありますが、
それをしっかりアピールしていくことはとても大切。
こちらがどんなに ”新しい” と思っていても、
「○○初」ということをしっかりと伝えていかないと
まわりに気づいてもらえません。
ですので、しっかりアピールしてください。
◇1部の機能であっても「○○初」を打ち出していく◇
商品やサービスそのものが画期的でなくても、
一部の機能がこれまでにない新しい場合は、
「業界初の機能搭載」
という表現方法もあります。
たとえば、
「業界初 レジリエンス対応の自動沸き上げ機能搭載 薄型『エコキュート』6品番発売」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004203.000003442.html
このタイトルも
「レジリエンス対応の自動沸き上げ機能搭載 薄型『エコキュート』6品番発売」
だったらいかがでしょうか?
インパクトが薄く、注目度も半減してしまいます。
◇「ファーストワン」を伝えるために「○○初」と伝えていこう◇
”○○初” と表現されているだけで、
興味をそそられるタイトルに見えてかつ
「ファーストワンである」ことがアピールされるから不思議です。
他にもたくさん例がありますので
検索してみてください。
よく、
「そこまで言ってしまって大丈夫でしょうか?」
という質問を受けますが、
しっかり調査してあれば” 当社調べ ” として訴求して大丈夫です。
心配な場合はリスクを想定しておきましょう。
大切なことは
各社これくらい必死で訴求しているということ。
これくらい訴求して初めて土俵に乗れる
ということです。
新しい商品、サービス、機能、特長を定義して、
しっかり訴求していきましょう!
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