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手段が目的になっていないか?
あなたは今
やっている業務やタスクの目的を常に意識していますか?
日々の実務をこなしていると、
ついつい手段が目的になってしまっていることがあります。
「手段が目的になる」とは
どういうことかは後で説明するとして
手段と目的を意識するだけで仕事の質が格段にあがります。
恥ずかしい話、私自身も
手段が目的になってしまっていることがしばしばでした。
あなたがもし
この「手段と目的」を意識したことがなかったなら、
ぜひ振り返ってみてください。
企画の仕事でよくある事例をあげてみます。
◇目的が手段になりがちな仕事◇
■ ユーザー調査
かなり多いパターンなのではないでしょうか。
ユーザー調査はしっかり目的を設定しておかないと、
調査をすること自体が目的になってしまいます。
結果を見て
「ふ~ん、なるほど」
で終わってしまうことが本当によくあります。
私も企画部署に入ったころは
恥ずかしながら何度も経験しました。
そうならないためには、
しっかり仮説をたてて、
その検証のために調査を行うことです。
特に調査会社に委託する場合は、
調査会社に任せっきりにせず、
細部までしっかり入り込んで進めてください。
当然ですが、質問内容も自分で考えてください。
そうでないと高い費用を払ったのに、
その結果がレポートだけで終わってしまい、
そのレポート資料もすぐにどこか埋もれてしまった
なんてことがよく起きます。
■ 会議
気を付けないと
会議自体も目的化してしまうことがよくあります。
定例会議などはその典型です。
月に一回など
皆で集まること自体が目的であれば、
そのようにきちんと定義しましょう。
定例になっているからなんとなく集まっている、
という状況なら、
会議自体を見直すか、
その目的を再確認することをお勧めします。
■ 資料づくり
資料づくりも会議と同じです。
前職の企画時代に
上司から以下のように言われたことがあります。
「白神、お前その資料にどれくらい時間かけて、それでいくら稼ぐんだ?」
社内向けの資料にも関わらず、
きれいに丁寧に書こうとしているのを見ての上司の一言。
本当にドキッとしました。
確かにその資料の目的までを意識してなくて
仕上げることに夢中になっていました。
この言葉は今でも忘れられません。
誰に向けて
何を目的にした資料か。
しっかり意識しておかないと、
余計な時間ばかりかけてしまうことになります。
■ 勉強・学び
勉強すること学ぶこと自体は
とても大切なことです。
一方
何のために学んでいるのかを意識しておかないと、
「学んで満足」
になってしまうことがありますよね。
その学ぶ目的は何なのか
勉強する目的は何なのか
学んで満足、勉強しておしまい
なんてことになりかねない。
常に意識しておきましょう。
■企画自体
新規事業や新商品の企画も
その企画自体は
事業拡大のための手段のひとつのはずです。
企画することに満足していませんか。
「本当の目的は何か?」をしっかり定義しておかないと、
新規事業や新商品を企画すること自体が目的になってしまい、
中途半端な企画になってしまいます。
◇手段が目的になっていないか定期的にチェックしよう◇
いかがでしょうか?
あなたも思い当たるところが多々あるのではないでしょうか。
もちろん私も今でもたくさんあります。
ですので、何かあるたびに
・目的は何か?
・手段が目的になっていないか?
を振り返るようにしています。
完璧な行動をめざす必要はありませんが、
そのタスクの目的は何でしょうか?
手段が目的になっていませんか?
少し意識するだけで
相当効率があがります。
手段が目的にならないよう
ポイントポイントでチェックを行い
意識してタスクを熟していきましょう!
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