リアリティを出せている企画は強い#183
|一年をポジティブに振り返ろう
今年もあと少し。1年が早いですね。
私自身も春からスタートした新規事業や商品開発のプロジェクトチームと
簡単な振り返りをしています。
うまくいっていることを振り返り
うまくいっていないことは来年の作戦をたて
スッキリと年末年始を迎えようというものです。
日本人の特質なのか、課題ばかりに目が行きがちですが
みなさんもぜひ
「できたこと」
「うまくいっていること」
ポジティブな面を振り返ってみてください。
そして「課題は宝の山、伸びしろ」と捉え、課題に対して暗くならずに
頑張って課題を乗り越えていきましょう。
|うまく進んでいるプロジェクトの特徴とは
さて、いくつかのプロジェクトを振り返っている中で
うまく行っている度が高いプロジェクトの特徴はなにか?
とあらためて考えてみました。
うまくいくプロジェクトの特徴、それはずばり
「リアリティが出せている」
ことだと思います。
「リアリティが出せている」とは
・机上の空論ではない
・パワーポイント資料だけではない
というような状態。
そういう状態にあるプロジェクトはうまくいく傾向があります。
|リアリティが出せているプロジェクトとは
具体的にみていきましょう。
パートナー開拓・顧客ヒアリングの場面:
・パートナーが開拓できている
・現場の声が聞けている
実際の製作の場面:
・プロトタイプやモックアップがつくれている
・技術的な実験ができている
ビジネス面:
・定量化ができている
リアリティが出せているプロジェクトとは以上のような状態です。
また、リアリティが感じられるプロジェクトは
モチベーションも上がり、さらに前進につながっていきます。
逆に、いつまでたっても机上の空論(会議室でのディスカッション)から
脱することが出来ず、パワーポイント資料だけがきれいになっていくような
リアリティに欠ける状態のプロジェクトでは、以下のような傾向が見られます。
・プロジェクトが頭でっかちになってしまう
・チーム内にも周りにも進んでいる感が感じられなり
・モヤモヤ感がとれない
|まずは一歩踏み出そう
いま皆さんのプロジェクトがモヤモヤ感がとれない状態だったとしても
今からでも遅くはありません。
できるなら、なるべく早急に
「実際に現場に聞いてみる」
「試しに実験してみる」
「エクセルで試算してみる」
などできることをやってみてください。
必ず何かが見えてきて、
リアリティにつながっていきます。
”企画は足で稼ぐ”
”ヒントは現場にのみあり”
です。
リアリティを出して頑張って行きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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