育毛剤に期待する方が悪いのか
昨今の発毛法は随分研究レベルも高まったせいか、かなり確率が上がってきていると思います。
そして、SNSなどインターネットによって、簡単に発毛事例を見聞きすることができるお陰で「自分だって生えてくるかも!」と、あたかも身近な人が発毛したかのように、大きく期待してしまうでしょう。
この期待が大きいほど「騙された」というパターンに陥りがちです。
僕もこれまで98種類の育毛法に挑戦してきましたので、何度もそう思いました。
これから出来るだけ98種類の挑戦から得たことを記事にしていきたいですが、その前にまず「大きな期待」をしないことがとても大事なので今回はそれをお話させて頂きます。
大きな期待をしないというのは自信がないということではなくて「それが現実」だからです。
先程述べたことを別の言い方をすると
ネットの情報は何が嘘で本当かはわからないが、「この世に確実と呼べる
発毛方法はまだない」ということ。この現実を知りましょうということです。それを踏まえておかないと、
「すごすぎる!」
「生えすぎる!」
「発毛確率99.6%」
「発毛が神レベル!」
「この世からハゲが消える」
「最強育毛剤ナンバーワン!」
というネットの強いコピーを見る度に「買わずにいれない!」というよくわからない使命感にも似た感情によって衝動買いしてしまうでしょう。
もちろん、ネット広告は期待値と購買意欲をかき立てることが目的ですので仕方ありません。
こうしてほとんどの方が誰にも見つからずに、ワラをもすがる思いで、そして風邪薬を手に取るような気軽さで購入していくのです。
でも結局思ったような効果は表れず、お金が飛んでいくばかりでいつか心が折れます。
僕がとあるメーカーさん(研究者)と話をしたことがありましたが、とても驚かされました。研究する人って本当にすごいですよ、いやマジで!
毎日毎日すごい研究して、よし!と思える及第点を超える商品を開発して、満を持してついに販売。次のボーナス支給を楽しみにしていたのも束の間、1年足らずでアンチコメントがたくさん来てケチョンケチョンにされるそうです。
怖い世界です。でも結果が全ての世界でもあるのでその方も「俺たちはそんなものだよ」と言っていました。
さてさて。それは余談でしたが、何を言いたいかというと「あなたが騙されたと思った育毛剤も決して詐欺ではないよ」ということです。
研究者の狙いと、あなたに効果がなかったのは紙一重だったかも知れません。
この考えに至った時から、僕は新しい育毛剤を使用する前は
・決まったルーティーンの中で抜け毛チェック
・メーカーにお問い合わせして効果的な情報を教えてもらう
に心掛けるようにしました。
そうして分かったことは
・効果の期待は2ヶ月目から
・6ヶ月で効果なければ即中止
・抜け毛くらいすぐ止まる
ということです。これに関してたくさん話すことがありますが、それはまた別の機会に。
要は生えれば良いのです。