ドイツどうなん?やばくなってきたらしい「COVID-19の現状」
みなさん、こんにちは!
Kahoです。
お元気にされていますか。
私の住む街ボンでは昨日(冬の唯一の楽しみである)
クリスマスマーケットの中止が発表されました。
↑昨年の様子
冬の欧州は過酷で、
ビタミンDをとるためにサプリメントを摂取したり
特別なライトを室内に設置して浴びる人が多いらしいです。
太陽がほぼでないので鬱に感じるようです。
そんな寒い中、
外でグリューワインを飲みながら立ち話することのできない今年の冬を考えるだけでぞっとします。
↑こちらも昨年の様子。
もちろん中止になった理由はCOVID-19です。
本記事では私の主観的なコロナ禍でのドイツの状況についてお話したいと思います。
ではスタート。
3月中旬:パニックなゴーストタウン
ドイツでCOVID-19が拡大した原因は確実に
毎年2月〜3月の数日間に開催される
人々がひたすら野外で仮装してお酒を飲みまくるイベント、カーニバル。
(もはや開催前からわかっていたこと)
そこから数週間が過ぎ、Tokyo 2020のマスコットお二人と
ボンの市内で戯れていた日の午後からロックダウンが始まりました。。。
ちなみにお二人はMake the Beat!ツアーの最中でした。
https://tokyo2020.org/ja/news/news-20200225-01-ja
公式サイトによると2021年春から再開されるようです。楽しみですね!
街からは人が消え、
なのに店頭からは
パスタ、小麦粉、ハンドサニタイザー、除菌シート、トイレットペーパー、ゴム手袋が消えるという日々が1ヶ月以上続きました。
近くのスーパーに行くたびにゾっとするような買い物をする人たちを目にしました。
ただこの時期はアジア人への差別があったので
近所の中華系巨大スーパーはガラガラで、
個人的には自炊がかなり充実したロックダウン中でした。
ドイツってよく道で突然怒鳴られることがあるんですが、
この時期は「なんで中国人がここにいるねん!」とか
通りすがりで言われたり、
室内外問わず明らかに避けられることが多かったようです。
でもドイツ人親切でいい人多いですよ!素直なだけです。
6月中旬:欧州域内のバケーションが始まる
そう、欧州人が命をかけても死守するバケーション。
コロナだろうがなんだろうがとらないわけがない。
ということで、6月中旬から7月初旬に次々に欧州内の国境閉鎖が解除。
あっと言う間に「日常+マスクとソーシャルディスタング」な日々になりました。
コロナでも自分たちの休暇権利と行き先は死守したいドイツ。なんならマスクつけるなんて人権侵害だとデモが起こるドイツ。
コロナだから国内旅行も来年の夏の大会もやめたほうがいいという日本。
2日連続で国内新規感染者数が4000人を突破していよいよやばいモードにはいってきたドイツ。
2日連続で国内新規感染者数が600人を突破した日本。
全人口約8400万人なドイツ。
全人口約1億2600万人な日本。
日本の本州ぐらいなサイズのドイツ。
日本人とドイツ人が似てるなんていったのどこのどいつや!
8月上旬に研修でアイスランドにいったのですが、
帰国時、任意の無料PCR検査を空港で受けました。
まだPCR検査の実施がはじまったばかりだったので少し混乱がありましたが、
事前にオンラインで登録しておくと30分ぐらいで終わります。
結果は1日後ぐらいに来ます。
ドイツは普通に公共交通機関を使っての移動が認められています。
当時は、結果が陰性の場合自主隔離もなく外出が可能でした。(たぶん今も)
まとめると今年の夏は大型イベント・長距離旅行はできなかったけど
普通の夏でした。
しかもコロナ始まった時期からずっと天気がよかったからか
身近な人々の満足度は比較的高めの夏でした。
そして国外に出ると感じました、
マスクの着用率が高くドイツがかなりましなことを。
いま:新規感染者数2日連続4000人突破
10月が始まって一週間がたった今日。
バケーション狂のドイツ人が休みから完全に戻ってきた今日。
そりゃ増えるよね〜〜〜。
もうそろそろロックダウンになるかもしれませんね。
私の住むノルトライン・ヴェストファーレン州(ケルンやデュッセルドルフもある)は、
初期の頃から常に感染者数が多くて、
ボンでは昨日現在111人の感染者がいるようです。
面積でいうと川崎市と同じぐらいだけど人口は川崎市のほうが5倍近く多いから比べにくいですが、
川崎市の先週末の感染者数がだいたい200人。
人口が5倍ある都市のアクティブ感染者数の50%以上と同じ数の感染者がいるのです。
ドイツかなりやばいです。
月曜からどう変わるか気になりますが、
手洗い、うがい、ソーシャルディスタング、十分な睡眠を心がけて
健康に過ごしていきましょう!
良い週末を〜!
Kaho
いただきましたサポートは、次世代に残せるもの(国際キャリア形成自叙伝、メンターシップなど)の費用として活用させていただきます。