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うちの父が運転をやめません
垣谷美雨さんの本
垣谷さんの本は、自分が普通と思っていた事が正しいのかを振り返る機会を与えてくれる。
今回は高齢者の運転免許返納を題材にしながらも、現代社会の問題点がさりげなく散りばめられていて、田舎に住んでいる私としては「そうそう」と頷きながら読んでいた。
私自身も子どもの頃は、お隣さんと頻繁に交流していた。
たとえば、醤油が足りないといえば「ちょっと貸して」とかりにいったり、帰って誰もいなかったらお隣に遊びに行ったりしていた。
そんな暮らしをしていた主人公と、都会育ちの妻。一人っ子の息子。
それぞれが、それぞれの常識を破って新しい事に挑戦していく。
いくつになっても新しいことができるし、変われるって教えてくれた。
新しい事に挑戦したくなるお話。