セリアック病への栄養療法
皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!
今回はセリアック病への栄養療法についてお話したいと思います。
セリアック病にはグルテンフリーをすることがほとんですが、このグルテンフリーには、ビタミンB、カルシウム、ビタミンD、鉄、亜鉛、マグネシウム、繊維不足になってしまう可能性があります。その結果、新たに診断された患者や不十分な治療を受けている患者は、この集団では肥満が増加しているにもかかわらず、骨ミネラル密度が低く、繊維摂取量が低く、微量栄養素が欠乏していることがよくあります。
セリアック病と栄養補給
グルテンフリーによる栄養欠乏に対しては、豆乳やマメ科の食品を摂取することが必要になると考えれており、これらの食品によりビタミンDやカルシウム鉄や亜鉛、マグネシウムなどのミネラルの補給ができます。
10年間グルテンフリーの食事を続けた患者では、37%の血中葉酸濃度が低く、20%の血中ビタミンB6濃度が低かった。未治療のセリアック病患者の 20 ~ 40% はビタミン B12 の状態が低いことが分かっており、長期間グルテンフリーをするとビタミンB群の不足が起こるようになってしまいます。
ビタミンB群はエネルギーや、やる気や気分を落ち着かせる神経伝達物質、毒素の解毒など様々代謝で使われる栄養素なので不足すると体調が崩れやすくなってしまいます。
また、吸収不良の結果として生じる脂溶性ビタミンの欠乏も起こやすくm¥、セリアック病におけるミオパシー(筋肉の病気)やビタミンD欠乏症の症例が報告されており、ビタミンEのレベルが低いとセリアック病の神経系合併症に関係しているとされています。しかし、ビタミンEの補給とグルテンフリーの食事は、結果として生じるミオパチーの状態を改善させる可能性があります。
なので、セリアック病の方はグルテンフリーをしながら不足しがちな栄養素の補給も同時に行うことが重要となりますので、是非覚えていただければなと思います!
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!