Z世代の代弁者はいらない、トシヨリの代弁者もいらない
Z世代、1990年なかばから2010年代前半に生まれたひとたち。タイパを重視、環境問題やジェンダー多様性を重視する云々。テレビなどでコメンテーターがもっともらしく言うが、あなたたちはZ世代じゃない。
SNSなどでは、Z世代のご本人がいろいろと発言されている「らしい」。だけど、わたしは見ないからわからない。新聞が情報源の最右翼だ。新聞では当のZ世代が自分で書いたものは見たことがなかった。
先日、日経新聞の投稿欄にZ世代で就活を終えたHさんの記事が載った。自分のことを書いている。曰く、
「仕事でやりたいことを見つけるよりも、やりたくないことを把握する方が容易だ。そのため、やりたくないことを避けることが、安全で幸福な人生を送るための基本戦略だ」
「採用担当者は『何がしたいのか』ではなく、『何をしたくないのか』を学生に一度問いかけてみてはどうか」
という。
やりたくないこと、その希望を聞いてほしい。わたしはそれがいいかどうかはわからないが、そんな思いを持っていると本人がいうから間違いないだろう。そう、コメンテーターが代弁するより、よほど、いい。
会社の人事担当は、SNSなどで情報を集めているかもしれない。だけど、一緒に仕事をするであろう現場の部課長クラスは、わたしと同様、たぶんZ世代の生の声を知らないだろう。
Z世代のみなさん、新聞に投稿して自分の思いを自分で発信して欲しい。代弁者の声は響かないから。
いや、トシヨリも同じなのだ。利いた風な代弁者の声はいらない。自分で言おうよ。まずは、noteで。
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