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もしも私が飲食店のオーナーだったら
こんにちは。櫻井です。
新型コロナウイルスの影響で、飲食店の自粛要請が出ていて、軒並み売上がダウンしている情報があちこちから入ってきています。
私は、飲食店の経営をしているわけでもありませんし、現時点で、今後も自ら参入しようとは考えていません。
なので、完全に「机上の空論」になってしまうわけですが、1人の経営者として、ITビジネス、インターネットビジネスを行っている1人の経営者として、考えていることをシェアしたいと思います。
私がシェアした事が、飲食店経営者、その他のビジネスオーナーの方にとって、少しでも参考になったり、アイデアの種になるようでしたら、嬉しく思います。
少し、無責任で絵空事のようなアイデアもあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
場所の提供
現在、テレワークの要請、ソーシャルディスタンスを保つように要請されてますね。
テレワークと言えども、自宅で働くことはなかなか簡単ではありません。
家に書斎がある人はいいですが、家族や子供も同じように、自宅待機を要請されています。
そんな状態では、効率のいい仕事ができないのではないでしょうか?
店の広さや設備にもよりますが、人数を限定してスペースを提供するようなサービスを期間限定で実施したらどうでしょうか?
ここ一番で集中したい時や大事なオンラインミーティングがある時は、落ち着いた環境で仕事をしたいというニーズはあるはずです。
レシピ動画の公開
中食やテイクアウト、デリバリーサービスのニーズが高まり、今は自宅で食事をする人が多いと思います。
主婦の方に関しては、家族が日中も自宅にいるため、毎日の献立を考えるのも一苦労しているはずです。
そんな時、YouTubeチャンネルを開設して、「簡単に出来る美味しい献立」を動画配信すれば、きっと助かるはずです。
あなたには、プロの料理人の権威性があります。これは想像以上に大きなものです。
『プロの料理人が手軽にできる美味しいレシピ』みたいなものを公開すれば主婦の方は喜んで見てくれるはずです。
多くの方々があなたの店のファンになるでしょう。
ただ、そのためだけに食材を用意して作ることはしなくてもいいのです。
1日3食、あなたが食べる献立をアップすれば、一石二鳥ですね。
さぁ、飯テロを起こしましょう!
Google Maps対策(MEO対策)
こんな時だからこそ、お店の宣伝についてしっかり考えてみませんか?
恐らく、ホットペッパーやぐるなびなどの広告は、現在ストップしているハズです。
そこで、Googleマイビジネスを活用する準備をしていきましょう。
Googleマイビジネスは、無料で出来るGoogleマップ対策です。
例えば、Google検索で、『地名 焼き鳥』と検索すると、検索結果の一番上には、Googleマップに関連する情報が表示されます。
以前は、飲食店や店舗ビジネスは検索エンジン対策は難しいものだと言われてきましたが、現在は、検索エンジン対策(MEO対策)は必須です。
Googleマイビジネスのコンテンツを充実させて、上位3位まで掲載されるようにしましょう。
Googleマイビジネスについて、興味がある方や勉強されたい方は、「Googleマイビジネス 集客の王道 ~Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール」が分かりやすいです。
よかったら読んでみて下さいね。
給付金や融資、助成金の活用
まだ、少し先の話しになりますが、各給付金や融資、助成金が受け取ることができるのであれば、積極的に活用するべきです。
あなたが、店舗を閉じる考えが一切ないのであれば、制度融資、給付金、助成金はフル活用するべきです。
オンライン飲み会のホストになる
世の中、自粛ムードなので外部との関係性を保つことに対して、一定のニーズがあると私は考えています。
飲食店は、食事を提供すると同時に場所や雰囲気を提供するプラットフォームです。
食事が美味しくても、店の雰囲気が良くても、立地が良くても、繁盛するとは限りません。店の雰囲気とオーナーの人柄が重要なファクターとなり、その店に自分自身が所属している、言い換えれば、『俺の店である』という所属欲求を満たするような仕掛けが重要になるのではないかと私は考えています。
これは、居酒屋ではお酒を飲むが、家では一切飲まないという方が一定数いることからも整合性が取れます。
良質なプラットフォームを提供できるのであれば、マネタイズできると思いますし、オンライン飲み会用のテイクアウトメニューを提供できると思います。
支払いについてはQRコード決済などを活用してみてはどうでしょうか。
今後リアル店舗ビジネスもDX化を取り入れるべき
新型コロナウイルスが終息しても、店舗ビジネスは元通りに戻るという保証はどこにもありません。
現在、急ピッチでDX化(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいて、その利便性に世の中が、気づきはじめました。
店舗ビジネスについても、何かしらのオンライン要素を取り入れないと生き残りが厳しいと私は思います。
特に、コアユーザを50代未満の層で考えているのであれば、そのようなビジネススキームを構築するべきです。
オンラインで多くのファンを獲得し、リアル店舗に集客する。
このような仕組みとビジネスの流れを、構築したあなたが、これからの時代に生き残ります。