金魚鉢之詩
金魚鉢と言えば、かのロバート・A・ハインラインのサイエンスフィクションだな
海軍の調査船に乗った2人の科学者は、空へ上がって海へ戻ってくる謎の水柱を発見した。
その水柱の上の世界に実際に行ってみたら、食べ物と水はあるが、脱出する方法がないことに気づいた。
どうやら、エイリアンか、あるいはもっと高次の地球生命体の手中に落ちてしまったようだ。
ただペットとして、金魚鉢のなかの金魚のように飼われているようだ。
一人が死んで、遺体が運び出されたとき、残ったほうの一人は、ここを出る唯一の方法は死ぬことだと悟った。
人類に警告するために、自分の肌に「天地創造には8日間かかった」と書いた。
つまり、人類が創造されたのは6日目、高次の地上の存在が創造されたのは、天地創造が終わったさらに後の8日目だ。
彼の遺体はやがて海から回収されたが、そんなメッセージは誰も理解することができない。
そんなハインラインのサイエンスフィクション「金魚鉢」の主なポイントを七言律詩にせよ
読み方
(709字)
2023年4月下旬頃からシロクマ文芸部の企画に毎週参加させて頂いています。2024年4月まで1年ぴったりの継続のつもりでしたが、しばらく延長します。このところは、漢詩(七言律詩)を投稿することが多くなっています。今回のお題は「金魚鉢」が書き出しでした。どうぞよろしくお願いいたします。
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