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キティちゃんお口あるのか問題

トートロジー、やってみる?

OK! じゃ、「まるいボール」
さすがに早いね、「凍った氷」
「動く動画」
「しゃべるスピーチ」
「しゃべらないパントマイム」... ちょっと苦しいかな?

そもそも視覚情報と聴覚情報は別々のものだよね

大昔、無声映画というのがあった
ラジオ放送はいまもあるけれど、もちろん音声だけ
田舎のテレビのCMって、昔は動かなかったわ
でも声も音楽もしっかり聞こえる
画像はおまけ

キティちゃんにはお口がなかったよ
ごはん、どうやって食べるんだろ?
どうやってしゃべるんだろ?

映像と音声は別々なので、同時に扱うのは大変だっていうこと?
そうか、しゃべる画像って、実は技術がないと無理なのか!

映像と音声の同期不良はリップシンクエラーまたはリップフラップと呼ばれる
ずれが20~45ミリ秒以上あると視聴者に違和感が生まれる
SMPTE 規格ST2064は、エラー低減の技術を定めている

トートロジーみっけ!
「同時にシンクロ」

(404字)

お口のあるキティちゃんが出ている動画が出ています。いまや、ビデオとオーディオの同期問題を解決するのはなんでもないからですね。でも、1コマづつ見てゆくと、アニメのネコの唇の動きにずれがあるか、ないかなんて判定が難しいです。ということは、その気になれば、もっと前からできたはず? これとは別に、そもそも、昔は、もの静かなキティちゃんが大好きという人が多かったので、同期問題なんてどう~でもよかったという話もあります。


土曜日は、しばらくショートショートを書こうと思っております。
以下の企画に参加させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。


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