見出し画像

波瀾壯麗的阿爾諾河日落

イタリアのフィレンツェを流れる川と言えば、アルノ川です。そんな川、あるの? はい、あります。そこには古い橋がかかっています。ヴェッキオ橋です。ローマ時代にかけられました。現在のものは、その後あらためてかけ直されたものですが、それも1300年代のことですから、やはり古い橋です。この橋の上に建物があり、そこはヴァザーリの回廊と呼ばれる1キロにわたる通路の一部です。アルノ川をはさんで両側にあるヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿がつながっています。映画「インフェルノ」では、主人公のロバート・ラングドン教授がこの回廊を走り抜ける場面があります。今日は、そんなアルノ川についての漢詩づくりはいかがでしょうか。七言律詩です。

亞爾諾河水蜿蜒
老橋攜手見瀾波
瓦薩里廊橋上架
連通兩岸建築美
蘭登教授奔馳過
追尋答案匆匆去
日落餘暉染橋面
彩霞映照畫出詩

2023年1月から毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事を書いています。このところは生成系AIと遊びつつ、七言絶句、七言律詩等の漢詩を作っています。

ここから先は

3,150字

本マガジンでは、桜井健次の記事をとりあえず、お試しで読んでみたい方を歓迎します。毎日ほぼ1記事以上を寄稿いたします。とりあえず、1カ月でもお試しになりませんか。

現代は科学が進歩した時代だとよく言われます。知識を獲得するほど新たな謎が深まり、広大な未知の世界が広がります。知は無知とセットになっていま…

いつもお読みくださり、ありがとうございます。もし私の記事にご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひマガジンをご検討いただけないでしょうか。毎日書いております。見本は「群盲評象ショーケース(無料)」をご覧になってください。